11月定例記者会見

日時:令和2年11月12日(木) 午前9時から9時53分

会場:矢巾町役場4階 大会議室

【内容発表】

(担当者が詳細説明)

1 町勢功労者表彰式について

 例年開催されている町勢功労者表彰式を令和2年 11月13日(金)午前11時から矢巾町公民館2階第3・4研修室で行います。町勢功労者は、町において行政、文化、福祉その他各般町勢の振興に寄与し、功績が極めて顕著であって、他の模範とするに足ると認められる方が表彰されます。今回の表彰対象は、元消防団員2名と元交通指 導員1名の計3名です。

2 矢巾町災害廃棄物処理計画について

 近年は特に激甚化することが多く、全国各地で自然災害に伴い発生する災害廃棄物の対策が課題となっております。町では平成25年8月に大雨による災害によって発生 した災害廃棄物の処理を経験しているほか、各地で起きている大規模災害の発生状況などから、災害廃棄物処理に係る計画の策定が必要であると認識し「矢巾町災害廃棄物処理計画」の草案を策定いたしました。今後議会等で説明を経て12月には確定して まいります。この計画は、国の災害廃棄物対策指針、岩手県災害廃棄物対応方針、その他関係資料を基に策定し、災害廃棄物の処理に関し、役割分担や処理方法について 明示することにより、実際に災害が発生した際、迅速に対応することで速やかな復旧・ 復興に寄与するものです。

3 スクールバスの運行について

 町では、遠距離通学児童が安全・安心に通学できる環境を整備するため、スクール バスを運行します。徳田小学校、煙山小学校、不動小学校の3校に通う、 通学距離4km以上及び各学校から半径2km以上離れている小学生がスクールバスを利用する対象です。徳田小学校及び不動小学校はマイクロバス各1台、煙山小学校はマイクロバス2台の計4台で運行します。運行期間は、冬季休業期間を除く令和2年11月16日から令和3年3月18日までです。

4 やはぱーく開館5周年記念やはぱーくウインターフェスティバル「ふゆごモール」 の開催について

 令和2年12月5日(土)から令和2年12月12日(土)の8日間午前10時から午後3時に、コロナ禍における新しい生活様式の実践の中、自宅で過ごす時間が増えていることから、おうち時間が楽しくなる、くらしが充実できるヒントを紹介するイベ ントをやはぱーくで開催します。また、町内外のクラフト作家さんの作品展示、出張ミニ産直や大判焼きやフランクフルトの出店もあります。

5 オーストリア給食試食会について

 今年2月にオーストリア共和国を相手国として「復興ありがとうホストタウン」と して登録を受け、これまでホストタウンの取り組みから東京2020オリンピック・パラ リンピック競技大会を盛り上げるべく機運醸成を図 ってまいりました。今回は、町内の児童生徒にオーストリアについてさらに興味や関心を持っていただくため、 小中学校の給食でオーストリア料理を提供し、不動小学校では試食会を開催いたします。試食会は、令和2年11月16日(月)正午から開催され、2020東京オリンピック・パ ラリンピック矢巾町交流推進実行委員会委員も参加します。なお、新型コロナウイルス感染症防止のため、実行委員会は音楽室で試食を行い、対象クラスと試食会会場をリモートでつないで実施いたします。

6 第1回矢巾町長杯中学校ハンドボール大会の開催について

 新型コロナウイルス禍により活動機会が減少し、一般的に活動やイベントが自粛傾向にある中で、中学生が目標をもって運動でき、また、町民が身近で応援できる喜びを味わう場を設定することを目的として、第1回矢巾町長杯中学校ハンドボール大会を開催します。本大会には、矢巾中学校、矢巾北中学校、花巻中学校が参加し、男女各3チームがリーグ戦を行います。なお、一般の観覧は事前申し込みが必要となり、 コロナ対策のため人数制限を設けさせていただきます。

7 令和2年度矢巾町歴史民俗資料館企画展の開催について

 矢巾町歴史民俗資料館で、「第1回拓本でみる矢巾の“いしぶみ”-珍しい石碑と民間信仰-」を開催します。矢巾町歴史民俗資料館では、40年前に町教育委員会が調査して刊行した、町内に所在する石碑の調査報告書に基づいて、昨年の秋から石碑の所在確認の調査を行っており、現時点で550基の石碑の所在が確認できております。 この現地調査で得られた貴重な成果の中から、町内では希少で珍しい石碑を中心に取り上げ、その石碑の背景にある民間信仰の姿に触れて られるよう企画展を開催します。 開催期間は、令和2年10月31日(土)~令和3年4月30日(金)までです。この企画展は、矢巾町歴史民俗資料館の通常の入館料でご覧いただけます。

8 新型コロナウイルス感染症と季節性インフルエンザ同時流行予防について

 新型コロナウイルス感染症について、岩手県においては、このところ発生源の推定 が困難な事例が連続して確認されていることから、当面、市中感染のリスクの高まり が心配されます。引き続き「手洗い、マスク着用、咳エチケットを守ること」「密閉・ 密集・近距離での会話を避けること」「冬の寒い期間ではありますが、室内の換気に心掛け、適度な湿度を保つこと」を心掛けていただき、新型コロナウイルス感染症と 季節性インフルエンザ同時流行の予防にご協力をお願いします。町では、季節性インフルエンザの流行を予防するため、予防接種費用の公費負担や助成を行っており、紫波郡34医療機関 盛岡市内180医療機関で接種可能です。なお、現在町内の小中学校・ 保育園等でインフルエンザの発生はありません。

 

【質疑】

記者

 オーストリアの給食は町内小中学校全部で実施するが、メディアに対して公開するのは不動のみということか。

担当者

 そのとおりです。ただし、記者の皆様も教室に入るのはご遠慮いただき、廊下からの撮影や、音楽室からのリモート取材で対応いただきたいと考えています。

記者

 町長杯の選手の数や観覧上限の数はどの程度か。

担当者

 選手は全部で90名程度、保護者の観覧は部員1人に対し2人までと設定しており最大180名、一般は40名までとしていますが、すでに30名程度から希望があります。

記者

 ハンドボールの町長杯は継続の意向はあるか。 担当者 続ける意向であり、県内の強豪校をさらに招きたいと考えています。

記者

 廃棄物処理計画について、策定に時間を要したようだが仮置き場の選定に時間がかかったのか。また、この計画の特徴はなにか。

担当者

 策定に時間を要した理由はそのとおりです。この計画は、国等の計画をベースとしておりますが、町としては、環境施設組合と資源協会の3者で協定を結んでいるのが特徴と言えます。

町長

 ごみ減量推進委員の意見を反映したいと考えています。策定に時間をかけたのは、コロナ対策も考慮したからです。迅速な処理ができるよう時間をかけて策定しました。

記者

 スクールバスは例年やっているものか。また、この時期にやるのは冬季という理由によるものか。

担当者

 スクールバスの運行は、矢巾町では初めてです。冬季間の運行は、児童の安全確保のためです。

記者

 他市町村のスクールバスは縮小傾向にあるが、矢巾町としては児童を支援したいということか?

町長

 今回は小学校からスタートするが、PTAから暗くなる時間が早いこと、防犯灯・ 街路灯が少なく暗いこと、歩道整備ができていないこと、防犯対策、スクールガードだけでは十分ではないことからスクールバスの運行について強い要望がありました。将来中学校まで含めるのか、年間を通してやるのかは、運行しながら検討します。

記者

 廃棄物処理計画の候補地とはどこのことか。

担当者

 災害時には、住宅地近辺の公園にごみを集めてから、ひまわり畑付近の空き地や煙山ダムの隣の空き地に集積しようと考えています。

町長

 北上川氾濫の際は、清掃センター近くになることも考えられます。これはケースバ イケースになると思います。現時点で候補地をお示しすると不法投棄が懸念されるのでご理解いただきたいですが、いずれ町民にはお示しします。

記者

 展示拓本で特に珍しいのはどの拓本か。

担当者

 町としては間野々の庚申塔、藤沢の馬頭観世音碑、岩清水の七庚申が珍しいです。

記者

 スミつけ祭りは今年度どうなるのか。

町長

 コロナ対策で地元人たちと関係者だけでやることとしました。地元は中止にしたくないという意向があります。

記者

 県内でコロナ感染が目立ってきたがメッセージあるか。

町長

 町としては、サポートではなくパートナーとして取り組む意識改革をいなければいけないと思っている。いずれ収束するときがくるので、手指の消毒、咳エチケット、3密回避、ソーシャルディスタンスの徹底を引き続きお願いします。もし感染してし まっても、そのときは誹謗中傷を絶対しないということもお願いしたいです。

(9:53 終了 )

11月定例記者会見資料.pdf(11MB)

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