1月定例記者会見

日時:令和4年1月11日(火) 9:00~9:43
会場:矢巾町役場2階 2-2会議室
 

【町長から説明】

 新型コロナウイルス感染症の関係で、日本だけでなく世界が大変な状況にありますが、コロナ禍であればこそ、岩手県が生んだ宮沢賢治の言葉にありますように「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」、まさにそのとおりだと思います。ひとりひとりが賢い行動規範をもって対応することが大切と考えています。新年もコロナ禍にしっかり対応していくことが求められています。

 また、SDGsについて、2030年というとまだ先の話のような気もしますが、和暦では令和12年になります。本町では今年、SDGsを冠した様々なイベント等に取り組んでまいりたいと思います。ゆりかごから介護まで、環境のこと、様々なことがあります。未来の設計図について、フューチャーデザインという表現で今までも取り組んできましたが、人生100年時代のまちづくりをどのようにしていくか、町民の皆様、議会、関係機関と双方向コミュニケーションを図り、「SDGs」「フューチャーデザイン」を一つのキーワードにして取り組んでまいりたいと思います。国で進められている脱炭素の問題や、デジタル化についても、国の施策にのっとって、ひとつひとつ丁寧に対応してまいります。令和4年は、矢巾町にとって大きく様変わりする年ではないかと思います。リサイクルについても、アップサイクルという考え方が出てきています。できることから第一歩を踏み出していきたいと思います。「ごみは分別、人は分別」をキーワードにして、ごみの減量化、資源化についてしっかり取り組みたいと思います。

 また、先ほど、ゆりかごから介護までと申し上げましたが、コロナ禍で出生数も減っています。多いときは年間300人を超えていましたが、今は200人を下回りました。子育てに優しいまちづくり、応援給付も含めてしっかりサポートしていきたいと思います。医療費助成は高校生まで対象としていますが、今後どのような方向にしていけばよいか検討していきます。高齢者についてはこれから、在宅介護、在宅医療、在宅福祉等が重要度を増していきますので、そういったことにも対応できる体制整備を考えていきたいと思います。盛りだくさんの事務事業に、ひとつひとつ丁寧に対応してまいります。

 

【内容発表】

(担当者が詳細説明)

1 令和3年度子育て世帯への臨時特別給付金の申請について(子ども課)

 矢巾町では10万円を現金で一括給付することとしており、12月24日に申請が不要な1,763世帯(児童数3,280人)に給付しました。今回は申請が必要な方に対して1月7日に案内を発送しましたので、ご説明します。まず、令和3年9月分の児童手当支給対象となる児童、公務員の世帯が対象となります。公務員は職場から児童手当を支給しており、町で口座情報等を把握していないため申請が必要になります。また、高校生のお子さまのみの世帯にも案内しております。3月31日までに生まれた新生児の世帯については、児童手当の手続き等で役場に来庁された際にご案内します。今回は705世帯(児童数1,018人)に郵送でご案内しています。給付金額は申請不要な方と同様に10万円です。申請をいただき、所得や世帯構成等を確認のうえ給付となります。支給予定日は月2回を予定していますが、申請の状況により臨機応変に対応させていただきます。

 

2 住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金について(福祉課)

 令和3年11月19日に閣議決定された「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」において、新型コロナウイルス感染症の影響等を踏まえ、住民税非課税世帯等に対して1世帯あたり10万円を給付することとなりました。国において、令和3年度補正予算が令和3年12月20日に成立したことに伴い、令和3年12月21日付で国から「令和3年度子育て世帯等臨時特別支援事業支給要綱」の全部改正が発出されております。矢巾町においても支給対象世帯の皆様に本給付金を速やかに給付ができるよう鋭意準備を進めてまいります。給付金額は対象世帯1世帯につき10万円となります。対象世帯は①基準日(令和3年12月10日)において世帯全員の令和3年度の住民税均等割が非課税である世帯(非課税世帯)、また、②新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、①の世帯と同様の事情にあると認められる世帯(家計急変世帯)となります。

 家計急変世帯については調査に時間がかかりますので、2段階に分けて、非課税世帯には先行給付したいと考えています。

 

3 矢巾町新型コロナウイルス感染症対応生活困窮者冬季特別対策給付金支給事業について(福祉課) 

 新型コロナウイルス禍で停滞していた経済活動の再開等の影響による原油価格の高騰に対し、冬期間の経済的負担の軽減を図るため、生活を支える灯油、電気、ガス、防寒用品、雑貨類等の購入に係る経費に対する緊急かつ臨時の給付措置として、矢巾町新型コロナウイルス感染症対応生活困窮者冬季特別対策給付金支給事業を実施します。給付金額は対象世帯1世帯につき5,000円です。対象世帯は(1)令和3年12月1日時点(基準日)で矢巾町に住民票がある方で、(2)令和3年度の町民税が世帯全員非課税であり、次のいずれか〔①満65歳以上の方のみで構成される世帯 ②身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳のいずれかをお持ちの方がいる世帯 ③児童扶養手当を受給している世帯 ④生活保護世帯]に該当する世帯です。給付想定世帯数は1,644世帯です。支給予定については、申請いただいた日から約2週間後を予定しています。令和4年1月4日に対象と思われる世帯の世帯主あてに案内文書及び申請書を送付しています。申請受付は令和4年2月28日までとなります。

 県の事業であり、あくまで申請主義とのことですので、申請されてから2週間以内にお手元に届くよう対応させていただきます。

 

4 矢巾町民劇場第25回公演について(文化スポーツ課)

 2月12日(土)、2月13日(日)の2日間の日程で矢巾町民劇場第25回公演を行います。今回は2年ぶりの上演となります、今回は、これまで上演してきた作品の中から番外編として、2作品を上演します。脚本や演出、出演者をはじめ、照明、音響、舞台セットなどの裏方に至るまで、すべてが町民による手作りの舞台となります。多くの方にお楽しみいただきたいと思います。

 「閻魔様の部屋」と「産直さっこい さあどっこい!」の2本ということですが、「閻魔様の部屋」では、今は働き方改革で閻魔大王も交代制になっていて、お婆さんの裁きを、交代前の閻魔様は「極楽行き」、交代した後の別の閻魔様は「地獄行き」と判断した。それはお婆さんが自分は極楽へ行く資格がないと申し出たためで、そのやりとりだそうです。「産直さっこい さあどっこい!」は産直の3人のお婆さんのやりとりを、ズーズー弁でやるようです。楽しみにしていただきたいと思います。

 

5 スミつけ祭りの開催中止について(産業観光課)

 例年2月上旬に南煙山地区にある實相寺で開催しておりました「スミつけ祭」について、スミつけ祭実行委員会での協議の結果、昨年度に引き続き今年度も中止とすることに決まりました。

 以前より岩手県内外から多くの観光客が集まる地域の伝統行事であり、本祭の特徴である「顔にスミを付けあう」という行為自体が、不特定多数の参加者との濃厚接触の機会を作り感染拡大を招いてしまうおそれがあることから、感染リスクを軽減させる感染防止策を講じることが困難であるため、今年度も中止と判断したものです。なお、今年度も関係者が参加する神事のみ執り行いますが、こちらは地域の方々が集まるものではありません。

 昨年、観音堂に行く山道を整備しました。狭くて危険なところでしたが、実行委員会の方が中心となり整備させていただきました。今年はマスコミの皆様にもご遠慮いただきたいと地元の方々から強く言われていますので、来年はぜひおいでいただきたいと思います。無病息災、五穀豊穣のお祭りができないのは残念ですが、ご了承いただきたいと思います。

 

その他

(1)新型コロナウイルスワクチン接種状況について(健康長寿課)

 3回目接種のお知らせを、明日発送予定です。令和3年7月31日までに初回接種を終了した方、約7,300人が対象です。接種券と併せて添付資料のチラシを送付します。接種を受けられる日については「令和3年12月末時点」と記載していますが、本日、岸田総理からの発表もあるということで、報道等を注視しながら柔軟に対応します。

 医療従事者については2回目接種から6か月後ということで、町内医療機関では12月15日から開始しています。1月22日、23日に町内の医療機関に勤務する医療従事者を対象に集団接種を行う予定です。また、高齢者施設については打ち合わせを進めており、日程調整中です。

 接種会場とワクチンについては、さわやかハウスを集団接種会場として武田/モデルナ社のワクチンを使用し、2月12日から集団接種開始予定です。個別医療機関はファイザー社のワクチンを使用し、3月から医療機関ごとの指定曜日、受け入れ可能人数で接種開始します。ワクチンの供給状況により開始時期、受け入れ人数は変動します。数が限られていますので、対象となる月ごとに、ワクチンの供給状況に合わせて予約枠を開放します。初回接種の際も年齢順に案内をしましたが、同様に高齢者の方から予約開始の案内を送付します。なお、町の予防接種台帳では接種対象者の職業までは把握していませんので、医療従事者や介護施設従事者の方は矢巾町コロナワクチン予約センターに申し出ていただきたいと思います。

 使用するワクチンについては、国からも周知されていますが、ファイザー社のワクチンを接種した後に武田/モデルナ社のワクチンを接種することも可能です。抗体の上昇率も高いとのエビデンスもあります。矢巾町では多くの方が、初回接種がファイザー社、3回目接種が武田/モデルナ社の組み合わせになると思います。

 接種率については、1月3日までの初回接種完了の登録データで92.14%となっております。

 接種券は1月12日に、対象者約7,300人へ発送予定です。7月31日までに初回接種を完了した方が対象です。予約サイトは現在も使用できる状態ですが、現在は1月22日、23日の医療従事者の集団接種分を受け付けていますので、そちらと混同しないように1月24日の週に高齢者向けの案内を発送したいと考えております。コールセンターの機能はそのまま継続していますので、お電話いただければ各種問い合わせや予約に対応しますし、予約サイトも継続して運用しています。

 

 

【質疑】

記者

 スミつけ祭りが2年連続中止となったことについて、どう受け止めているか。

 

町長

 奇祭と言われていますが、矢巾町にとっては、かけがえのないお祭りです。日本人はスミに非常に郷愁の想いがあります。皆でスミを付け合って、無病息災で一年暮らそうという思いのお祭りです。スミつけ祭りに行って前の年の穢れを落とし、新たな気持ちになれると大事にしていました。また、これまで實相寺観音堂の前で開催していましたが、矢巾町の一大イベントにしたいと思っています。実行委員会の方々も、できれば町営キャンプ場の辺りで盛大に開催したいと言っています。限られた人だけでなく、町内外からおいでいただき楽しんでいただくイベントを考えたいと思っています。コロナ禍であり連続して中止となっていますが、再開時は実行委員会と様々なことを検討していきたいと思いますので、楽しみにしていただきたいです。コロナ禍が早く収束することを願います。

 

記者

 新型コロナワクチン接種について、予約できるコールセンターの電話番号は。

 

担当者

 チラシ裏面に記載の、0120-056-769(オーコロナロック)です。

 

記者

 個別医療機関の接種は3月から開始とあるが、最初の日付は未定か。

 

担当者

 医療機関ごとに指定があります。3月1日から可能という医療機関もありますし、今の時期は他の感染症で混雑する時期でもあり、調整したいというところもあります。町内13医療機関で受け入れていただいていますが、それぞれ開始日が異なります。高齢者施設、障害者施設の接種の準備もしており、ワクチンをどれだけ確保できるかということもありますので、町内医療機関で一斉に開始は難しいと思っております。

 

記者

 接種率について、1月3日までのデータで92.14%とのことだが、2回目接種まで完了した数値か。

 

担当者

 2回目まで接種完了が92.14%です。1回目接種完了は92.73%です。

 

記者

 矢巾町民劇場について、非常におもしろそうだと思うが、声を出す舞台ということもあり、コロナ対策についての考えは。

 

担当者

 手指消毒、マスク着用など徹底し進めています。また、開催当日は来場者把握のためチケットの半券に氏名と連絡先を記入していただくことや、基本的な手指消毒、換気、検温等を徹底します。

 

町長

 歴史のある町民劇場ですが、コロナの状況によっては延期や中止もあり得ます。田園ホールは800人入れますが、入場者を半分や3分の1に制限するなど、状況を見極め適切に判断したいと思います。今のところは開催予定ですが、全国的に大変な状況となっていますので、主催者側ともよく相談しながら対応してまいります。間違っても強行突破することはありません。丁寧に説明してまいります。

 

 

(9:43 終了)

1月定例記者会見資料.pdf(6MB)

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