「矢巾町記者懇談会を行いました」

日時:平成29年4月11日(火)
午前10時~10時35分
場所:2-2会議室

【内容】
1 第13回矢巾町徳丹城春まつりの開催について
  毎年恒例の矢巾町徳丹城春まつりを開催いたします。今後、近隣の岩手医科大附属病院の移転もあることから、町内外に対して、徳丹城をPRしていきたいと思います。イベントでは、全国でも名をはせる県立不来方高校音楽部の合唱をはじめ、様々なイベントを予定していますので、皆さまのご来場をお待ちしております。
  ≪日時≫ 4月22日(土曜日)午前10時~午後5時
  ≪場所≫ 徳丹城跡公園、矢巾町歴史民俗資料館、矢巾町指定文化財佐々木家曲家

 

2 南昌山山開きについて
 宮沢賢治が愛した南昌山とも言われ、近くには幣懸の滝、水辺の里、宮沢賢治の歌碑、ひまわり畑もあります。
 今回は第50回目で節目となることから、記念行事も予定しています。
 登山コースには、一般コース、上級者向けの前倉コースがあります。たくさんの皆さまのご参加をお待ちしております。
 ≪日時≫   6月4日(日曜日)午前9時~
 ≪受付場所≫ 矢巾町国民保養センター前(午前8時~)
 ≪その他≫  主催は、矢巾町観光協会です。当日は、北日本専修高等学校の生徒で組織するボランティア活動団体隊「ヤングバイオレッツ」が 登山道の清掃を行います。

 

3 南部盛岡チャグチャグ馬コ前祝祭について
 町内の保育園や幼稚園、施設など23カ所を、4班体制で4頭のチャグチャグ馬コが訪問し、チャグチャグ馬コとのふれあい、そしてチャグチャグ馬コ大行進のPRを目的に行います。お近くの方は是非ご覧いただきたいと思います。
 ≪日時≫ 6月5日(月曜日)午前9時~午後3時(予定)
 ≪場所≫ 町内23施設(保育園、幼稚園、こども園、福祉施設等)
 ≪内容≫ 主催は、南部盛岡チャグチャグ馬コ同好会矢巾支部、矢巾町観光協会です。


4 南部盛岡チャグチャグ馬コ大行進について
 夏の風物詩となったチャグチャグ馬コ大行進は、滝沢市の鬼越蒼前神社から盛岡八幡宮までの約13キロの道のりを練り歩きます。今年は約80頭で、矢巾町からは18頭が参加します。
 ≪日時≫ 6月10日(土曜日)午前9時30分~午後1時30分(予定)
   
5 平成29年度矢巾町消防演習について
 昨年11月28日に全国消防協会から、防災学習・災害活動車の交付を受けました。これは県内でも初であり、今回の消防演習ではお披露目も兼ねて、演習で訓練を行います。また、矢巾町内には41自治会ありますが、すべての自治会で、自主防災組織が立ち上がり、矢巾町消防団、婦人防火クラブの皆さんと一体となってこの演習で訓練を行います。皆さまのご協力よろしくお願いします。
 ≪日時≫ 6月11日(日曜日) 午前8時~正午
 ≪場所≫ 岩手県消防学校

 

6 地域おこし協力隊について
 今年4月1日から2名の協力隊が着任しました。任期は30年3月31日までです。

 

7 子ども医療費助成の中学校3年生まで拡大について
 子ども医療費助成の拡大し、今年度から小学校までだったものを、中学校を卒業するまでに延長します。4月医療分から助成を開始しています。

 

8 おたふくかぜワクチン任意予防接種費用の一部助成について
 今年度から新たに導入したもので、対象は生後12か月から24か月までのお子様になります。さらに今年度に限り、生後24か月を超えている、小学校就学前までのお子様も対象とします。
初回(1回目)に限り、4,000円を助成します。
* 高齢者肺炎球菌予防接種費用の一部助成について
  今年度から新たに導入します。対象は75歳以上の節目年齢(今年度75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳)とし、無料とします。
*高齢者インフルエンザ予防接種費用の一部助成について
  今年度から新たに導入。対象は対象は75歳以上とし、無料といたします。

 

9 男性不妊治療費用の一部助成について
 今年度から新たに導入。これまで女性のみを対象にしていましたが、男性に対しても1件あたり治療費から県補助分の除いた残額の半額を基準に、5万円を限度として助成します。
 女性は、同様の仕組みで、15万円を限度として助成しています。

 

10 病児保育事業・体調不良児保育
 4月10日から紫波町のオガールセンターで開院する紫波中央小児科で病児保育が開始され、矢巾町内児童も利用可能です。
 対象は生後2か月から小学校6年生までの集団保育等が困難で保育が必要な児童となります。
 利用は土日祝日を除く、午前8時30分~午後5時です。
 利用料金、事前申請は1日2,200円、申請無い場合、2,700円です。

 体調不良となった園児の保護者迎えまでの預かり保育は、矢巾町内の煙山保育園、やはば保育園、こずかた保育園、北高田保育園で開始しています。利用料はなしです。

 

【質疑】
 ≪徳丹城春まつりについて≫
 記者:町内での桜の時期での見どころはどちらか。
 町長:盛岡和賀線から煙山ダムに向かう、町道安庭線の桜並木が見ごたえがあります。
 記者:矢巾町徳丹城春まつりの見どころは。
 社会教育課長:
  国指定の徳丹城跡地をPRすること、そして桜を見ながらイベントを楽しんでもらうことを目的としています。さらに資料館を無料開放、昔の遊びなどのイベントを盛り込み、楽しんでもらいたいと思います。
 町長:平成8年に木製兜が発掘され、全国でも大きく報道されました。資料館には レプリカを展示していますが、是非、皆さんに見ていただきたいと思います。
  今後、すぐそばにある岩手医科大学附属病院の移転に伴い、町内外の方が多くいらっしゃるので、これからウォーキングコースなど、発掘事業を利活用しながら楽しめるものを検討していきたいと思います。
  この徳丹城は811年からあったもので、いろんな歴史が詰まったこの跡地を春まつりを通じ、矢巾町の歴史を感じていただきたくいい機会にしたいと思います。


≪地域おこし協力隊について≫
記者:地域おこし協力隊について、具体的にどのような事業に携わるのか教えていただきたい。
企画財政課長:
  今後、ウェルネスタウン事業の一環で、立ち上がる予定の一般社団法人のまちづくり会社のスタッフとして勤務していただきます。その中で、地方創生事業をはじめ、ローカルブランディングにも携わっていただき、さらにふるさと納税の商品開発など、首都圏の方の目線で矢巾町のPR活動をお願いしたいと考えています。
 
≪医療・福祉関係について≫
記者:今年度医療福祉関係に手厚く事業を展開していますが、この中で、県内でも珍しい事業があるか。町長からのアピールしたいものは何か。
町長:県内でも後期高齢者75歳以上の肺炎球菌ワクチン、インフルエンザワクチンの無料化が進んでいます。この病気が原因で亡くなる方も多いのが現状であり、これから、団塊の世代が後期高齢を迎えるので、今から取り組んでいきたいと考えています。
  地域包括ケアも進んでいますが、高齢者だけではなく、ゆりかごから介護までの安心と、そして、子ども支援、健康支援などと切れ目のないようにしていきたいと存じます。
  さらに、町職員も横断的なプロジェクトに取り組み、職員の資質向上も図りたいと考えています。

 

≪子ども医療対策について≫
記者:病児保育事業・体調不良児保育事業の保育園4園は、今年からか。
福祉・子ども課長:
   こずかた保育園は以前から行っていましたが、今年度、拡大し煙山保育園、やはば保育園、北高田保育園、3園を追加しました。
町長:いずれ町内の全8保育園の体制整備をしていきたいと考えています。

 

≪その他≫
記者:平成27年人口ビジョン策定されていると思われるが、矢巾町は独自推計で、2040年ごろが人口のピークとありますが、岩手医科大学附属病院の移転も考慮し、現在はどのように見積もりされているか。
町長:平成27年の国勢調査で、県内では滝沢市、北上市、矢巾町の3市町が人口が増えているとありましたが、第7次矢巾町総合計画基本計画で、平成35年度を目標に人口3万人の貼り付けを掲げています。いろんな取り組みを総動し、岩手医科附属病院の移転の平成31年9月に向け、住宅政策、土地利用対策などのプランニングと合わせて35年度の目標に進めてまいります。
≪終了 午前10時35分≫
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