11月定例記者会見

日時:令和4年11月8日(火) 9:30~9:52
会場:矢巾町役場2階 2-2会議室

【町長挨拶】

 矢巾町では「音楽のまち」「スポーツのまち」宣言をしていますが、先月、10月29 日には不来方高校音楽部が全日本合唱コンクールで最高賞にあたる文部科学大臣賞を受賞しました。翌日、30日には矢巾北中学校の特設合唱部が銀賞を受賞しました。特設合唱部の生徒は、ほかの部活動と掛け持ちで活動していますが、合唱で心をひとつにし、臨みました。今、矢巾町では、小学校から中学校、高校と、そういった取り組みをしています。また、先日、新聞報道でもありましたが、矢巾北中学校の卒業生である菊地裕太さんが、国際テニス連盟の男子ツアー下部大会 ノーマンオープン 男子シングルスで初優勝されました。これから世界の舞台で活躍されるのではないかと思います。11月13日には第2回矢巾町長杯中学校ハンドボール大会を開催しますが、強豪校である宮城県富谷町の成田中学校の生徒を招待しています。矢巾町では矢巾中学校も矢巾北中学校も大活躍しており、ハンドボールでも一生懸命取り組んでいるところです。

 新型コロナウイルス感染症については、第8波に入ったのではないかと言われるような状況ですが、早めにワクチンを接種していただけるよう、進めていきたいと思います。

 また、南昌山について、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」の舞台として、親友 藤原健次郎もそのなかの一人であるとPRしていきたいと思います。宮沢賢治の弟の孫にあたる方から、南昌山の展望台に宮沢賢治のモチーフを使用することについて、ご了承をいただきました。これからそういった楽しみが出てくると思います。また、現在、元日にご来光を拝むことができるところにちょうど木が生えていますが、盛岡森林管理署の宮澤署長にもご理解をいただき、切ってもいいとご了承いただきました。登ったときの達成感を味わっていただけるのではないかと思います。岩手山を眺望できるスポットについても、盛岡森林管理署と相談しながら検討していきたいと思います。5合目から30~40分程度で登ることができる山で、私でも登ることができます。町内外の方に登っていただきたいと思います。綺麗な紅葉もまだ何本か残っています。「ムラサキシキブ」という樹木もあり、そういった花木も周知していければと思います。南昌山に登る楽しみが出来るように、進めていきたいと思います。

 

【内容発表】

(担当者が詳細説明)

1 令和4年度 第2弾 地元学び塾~菌床しいたけ・きくらげ編~の開催について(産業観光課)

 今年度2回目の地元学び塾を開催します。日時は11月26日(土)午前10時から正午まで、場所は、最初は矢巾町公民館3階 視聴覚室にて生産者の方から講義いただき、その後、煙山地内にある圃場に移動して収穫体験を行います。講師を務めていただくのは晴山千代さんという方で、菌床しいたけときくらげを生産されています。定員は15人ですが、すでに定員に達しており、キャンセル待ちの方も数人いる状況です。地元学び塾を通じて、矢巾町の農作物のファンを増やし、地産地消を促していきたいと考えています。

2 やはぱーくウインターフェスティバルの開催について(道路住宅課)

 やはぱーくイベント実行委員会では、12月10日(土)、11日(日)の2日間、やはぱーくウインターフェスティバル「ふゆごもーる」を開催します。

 10日(土)は“なつかしミュージアム”と題して、煙山小学校吹奏楽部の皆さんが昔懐かしい曲の演奏を繰り広げる音楽会などを行います。先ほど町長から不来方高校と矢巾北中学校の紹介がありましたが、煙山小学校吹奏楽部も全国屈指の吹奏楽部ですので、ぜひこちらの演奏も楽しんでいただければと思います。11(日)は“おしゃれミュージアム”と題して、過去に流行したファッションをアピールするハイカラファッションコンテストなどを開催します。昭和・平成と懐かしさを体感することができる2日間となっています。子どもから高齢者の方まで楽しむことができる企画が盛りだくさんとなっておりますので、ご家族、ご友人をお誘い合わせのうえ、ぜひご来場いただければと思います。

 

3 第2回矢巾町長杯中学校ハンドボール大会について(文化スポーツ課)

 コロナ禍においても中学生に目標を持って取り組んでいただこうということをきっかけとして始めた大会で、昨年に引き続き、今年で2回目の開催となります。

 日時は11月13日(日)午前8時30分から夕方にかけて、男女各3チームによるリーグ戦を行います。場所は矢巾町民総合体育館です。観覧については、感染症対策のため、報道関係者のほか、選手1人に対して同居家族2人まで観覧可とし、事前申込をいただいています。

 矢巾中学校、矢巾北中学校どちらも東北地方の強豪校ですが、成田中学校も東北大会で毎回顔を合わせるチームで、東北であれば、やはり成田中学校と対戦したいということで、昨年に続いて実施することとなりました。

 

4 新型コロナウイルスワクチン接種について(健康長寿課)

 矢巾町の新型コロナワクチン接種の進捗状況について、資料に11月6日(日)時点の接種状況を掲載しています。接種対象者は1回目から5回目まで掲載しています。4回目接種は42.52%、5回目接種が1.37%ということで接種が進んでいますが、ワクチン接種の対象者が乳幼児まで拡大したため、矢巾町民26,940人が分母となっています。矢巾町は県内でも高齢者人口が少ない方ですので、4回目接種は60歳以上から接種が開始したことから、どうしても岩手県平均より接種率が低く見えますが、接種自体は順調に進んでいます。なお、資料に記載の数値のうち、オミクロン株対応のワクチンを接種した方は3,142人で、町民の人口に対して約11.7%の接種率となっています。

 接種券の発送状況について、オミクロン株対応ワクチンの接種券は水色の接種券として発送しています。3回目、4回目、5回目接種の対象者に送付しています。3回目接種券は10月31日までに接種開始の方と記載していますが、接種間隔が3か月に短縮されたことから、3回目接種券の発送は、ほぼ終了しています。小児の対象者にも接種券を送付していますし、12歳になり3回目のオミクロン株対応ワクチンが対象になるという方へ、年齢によりその都度発送していくということになります。4回目接種、5回目接種については、接種対象の人数によって発送日は若干異なりますが、前回接種から3か月経過する前に順次発送をしています。

 接種体制について、まず、集団接種はさわやかハウスにおいて、10月22日から令和5年3月までの毎週土曜日・日曜日を予定していますが、早く接種を終えた場合は少し前倒しで終了したいと思っています。さわやかハウスでの集団接種では、モデルナまたはファイザーワクチンを使用し、また、在庫がある間はBA1を使用します。個別接種については、12医療機関でファイザーのオミクロン株対応ワクチンを接種しています。11月8日時点ではBA1を使用していますが、11月14日(月)からBA4/5に切り替えます。

 小児(5~11歳)の3回目接種については、個別接種で、町内1か所の医療機関(堀江医院)で実施しております。乳幼児(6か月~4歳児)の接種についは、対象者は約860人おり、個別接種で、町内2か所の医療機関(けんたろうこどもクリニック、みちのく療育園メディカルセンター)で実施しています。小児と乳幼児のワクチン接種については、各医療機関の都合により、木曜日の午後に接種を行っています。

 

【質疑】

 特になし

(9:52 終了)

 

 令和4年11月定例記者会見資料.pdf(2MB)

 

 

 

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