岩手県立不来方高等学校創立30周年記念式典

本日このよき日に、在校生、卒業生はじめ、これまで不来方高等学校に関係された方々が一堂に会して、不来方高等学校創立30周年記念式典が、盛大に行われますことに心からお祝い申し上げます。そして、この記念式典にあわせて、矢巾町町民栄誉賞を授与させていただきました。
これまで不来方高等学校のご活躍は、矢巾町民の皆さまに感動と希望、さらに勇気を与えていただきました。町民一堂、誇りに感じているところです。
不来方高等学校は、県立高等学校で一番若く、最も校歌が美しく素晴らしい学校であると思っており、校訓である「自由・創造・飛翔」のもと、魅力ある学校づくりを目指し、学業、芸術、文化、スポーツと国内外で活躍される不来方高等学校の皆さんをとても頼もしく感じております。
最近では、第70回全日本合唱コンクール全国大会では、素晴らしい見事な発表であり、鍛えぬかれた心と技と体力は、成績どおり、どの学校にも劣ることなく、感動で涙が止まらず熱き思いを実感したところです。
私は、不来方高等学校の皆さんを頭文字表すと「V・S・O・P」であると思っております。
まず、Vは、バイタリティであり、まさしく勇気をもって何事にも望んでいるところです。
次に、Sは、スペシャリストであり、すべてにおいて、並々ならぬ努力で優秀な存在になっているところです。
そして、Oは、オーソリティであり、その道を極めるために先進的な取組を行っているところです。
最後、Pは、パーソナリティであり、皆さんの人柄、人間性は人を引き付ける力を持っているところです。
この「V・S・O・P」の中に、不来方高等学校のこころと、豊かな人間性が育まれていると強く感じております。
結びに、岩手県立不来方高等学校のこれまでのご活躍に感謝を申し上げるとともに、今後も生徒の皆さんをはじめ、関係する皆さま方に幸多からんことをご祈念申し上げ、お祝いの挨拶とさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。

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<佐々木和哉校長に矢巾町町民栄誉賞の賞状と、記念旗を贈呈する高橋昌造町長>

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