「平成29年仕事始め式」

≪町長あいさつ≫

 あけましておめでとうございます。
 町民の皆さま方が、お健やかに新年を迎えられましたことを心からお喜び申し上げます。
 昨年は、「希望郷いわて国体」そして「いわて大会」が開催され、本町の選手をはじめとする県選手団の活躍により、素晴らしい成績を収められました。特にも、不来方高校カヌー部の中前いつきさんは、カヌースプリント少年女子カヤックシングルの2種目で優勝され、
2020年の東京オリンピックにおいても活躍することが期待されております。
 また、不来方高校音楽部は、第69回全日本合唱コンクール全国大会において、最高賞である文部科学大臣賞を2年連続6回目の受賞という快挙を成し遂げられております。これもひとえに音楽部の皆さんのたゆまぬ努力の賜物であり、本町といたしましても誇りに思うところでございます。
 さらに、野球部は、部員10人で臨んだ昨年の秋季岩手大会で準優勝し、あらゆる困難を乗り越えて、東北大会に初出場されました。その結果、第89回選抜高校野球大会の21世紀枠の東北地区の候補として選出され、春夏通じて初の甲子園出場に期待が高まるところでございます。
 さて、昨年の町の施策といたしましては、「希望と誇りと活力にあふれ 躍動するまち やはば」を基本理念とする第7次矢巾町総合計画がスタートいたしました。また、町民の皆さま方が音楽を愛し、音楽がまちにあふれる姿を理想とする「音楽のまち やはば」の宣言、矢幅駅前の整備や「やはぱーく」のオープンによる新たな賑わいの創出など、さまざまな施策に取り組ませていただきました。
 本年は、昨年からの取り組みが実を結び、町民の皆さまに少しでも「矢巾は変わった」と実感していただけるように、岩手医科大学附属病院の開院や矢巾スマートインターチェンジの開通など企業誘致に向けたインフラの整備、町の基幹産業である農業と商工業そして観光を組み合わせた地域の活性化、医療や健康に着目したまちづくり「ウェルネスタウン」の実現など、様々な分野の施策をバランスよく、スピード感をもって進めてまいります。
 結びになりますが、本年も町民の皆さまとしっかりスクラムを組み、「オールやはば」で町政運営に取り組んでまいりますので、より一層のご理解とご支援をお願い申し上げます。そして、本年が皆さまにとりまして幸多からん1年となりますことを心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。

 

≪今年の仕事始め式では、高橋昌造町長の訓示、そして採用2年目の職員7名による1分間スピーチを行いました。≫

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≪スピーチ内容≫
◆私は平成27年4月に入庁し、現担当課に配属されましたが、1年目は例年どおりのイベントや会議をこなすことで精一杯で、「あって当然」、「やって当然」といった意識で業務をこなしていました。今年は、例年実施している事業に対して、本当に必要なものなのか、内容が現状に沿っているか、というスタンスをとるよう意識し、スクラップアンドビルドを行うことを目標にしたいと思います。

 

◆採用されてから2年が経とうとしています。振り返ってみると希望郷いわて国体をはじめ、多くのイベントに関わり、とても貴重な体験をさせていただき、たくさんの人に出会い自分の世界が広がった2年間でした。今年は昨年より、さらに自分の世界を広げられるように仕事もプライベートも充実させ、いろいろなことに積極的に取り組み、日々努力していきたいと思いますので、これからもご指導のほどよろしくお願いいたします。

 

◆採用されてから1年9か月が経過し、今に至るまでほんとうにあっという間でした。振り返ってみるとあっという間ではありましたが、さまざまな出来事があり、毎日学ぶことがたくさんありました。なにより職場環境には恵まれ、人として、また一職員として成長できたと感じています。平成29年は心身ともに健康で、また成長できるような1年にしたいと思います。

 

◆おととしの4月に採用となり、1年と9カ月がたちました。1年目はすべてが初めてのことで分からない事やご迷惑をかけたことも多々ありましたが、その度に上司や職場の方々に助けていただき感謝しております。また、1年を通して多くの行事があり、あっという間に過ぎてしまったように思います。2年目も、様々なことがありましたが、今年は何事も前向きにとらえ、全て自分の糧と出来るよう地道に、ひとつずつ目の前のできることから取り組み、日々の業務にあたっていきたいと思います。今年も1年間よろしくお願い致します。

 

◆私の業務は主に工事の監督業務や設計書を作ることですが、1年目はわからないことが多く、初めて設計書を作ったときには設計書1つ作るのに何時間もかかったりと大変でした。2年目では、積算や工事の監督をすることがこれまでより多くなったことや、1年目にも積算などを行っていたこともあり、少しずつですが積算の仕方や監督業務を覚えてきました。しかし、自分で作成した設計書の見直しをしてみると間違っているところがあったり、工事の監督業務では的確な指示ができないなどまだまだ未熟な部分があります。今年は設計書を作るときには極力ミスを少なくし、工事の監督業務でも施工業者から聞かれたことに対して的確な指示を出せるようにするなど、職員としてレベルアップしていきたいと思います。しばらくはご迷惑をおかけすることも多いかもしれませんが、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

 

◆平成28年度は、業務を行う上で必要となる法令や条例等を理解せずに進めた結果、失敗をすることがありました。また、優先順位を考えずに行き当たりで業務を行っていたり、知識不足等もあって1つの起案文書を作成するのに長時間かけてしまうこともありました。今年は昨年度の課題をふまえて、基本的なところではありますが関係法令や条例を読み、適切な業務を進めていくとともに自分に足りない知識や能力を把握し、努力して勉強をして身に付けていく努力と勉強の1年にしたいです。

 

◆私の課は住民と接する機会の多いところであり、採用されてからの1年間は窓口対応の難しさを実感しました。現業務に関する知識が浅い私は、お客様の質問や要望に対して、明確な回答をお伝えすることが出来ず、不快な思いをさせてしまったこともありました。その反省を生かし、昨年は現業務への理解を深めるため、多くの研修に参加させていただきました。今年はさらに、お客様からの問い合わせに対応する機会が多くなると思います。自分の深めた知識を用い、お客様の理解を得られる回答が出来るよう、簡潔かつ正確に情報を伝える話し方を心がけ、町民の皆さまへより良い応対を目指す1年にしたいと思います。

 

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