校長挨拶

校長 小笠原 安 和

 

 私たち煙山小学校では,教育目標の「心の豊かな子ども」「進んで学ぶ子ども」「たくましい子ども」を目指して,「笑顔で登校し,満足して下校する学校」をスローガンに教育を推進しています。
児童が友だちと会うことや学ぶことを楽しみにして登校し,授業や行事,温かい友だち関係などで充実した一日を送ることができるようにする,ということです。そのために,「わかりやすい授業」を目指すと共に「明るいあいさつ」や「ルールを守ること」,「人も自分も大切にする心」や「一度決めたことを最後までやり抜く心と体力」などを育てることに職員一丸となって力を尽くしています。
 教育目標の実現に向けた本校の特色ある教育活動の一端を紹介します。
 まず,「縦割り活動」についてです。学校では教師だけでなく子ども同士の関わりの中でも子ども達は成長していきます。本校では,1年生から6年生までの各学年の児童で小グループの「縦割り班」を構成し,清掃や遊びを通して,上級生が下級生のお世話をする「縦割り活動」という取組を行っています。子ども達は異年齢の交流からより豊かな人間関係を学ぶとともに,下級生は上級生への感謝の気持ちが育ち,上級生には自己有用感が育ちます。
 次に,音楽を中心とした情操教育です。月に一度の全校音楽朝会へ向けて各学級で毎朝楽しく音楽に親しんでいます。また,本校吹奏楽部は,コンクールの上位入賞,東北大会出場を目標に日々真剣に練習に取り組んでいます。町内外のコンサートや式典などでの出演の要請も多く,明るく美しいサウンドは多くの人たちを楽しませています。
 もう一つは,教育振興運動です。学区内の17の公民館単位で,地域の方々と子ども会が一体となり,子どもの健全育成に積極的に取り組んでいます。共通テーマとして「あいさつ運動」「ふれあい運動」「読書運動」に取り組んでおり,27年度はテレビやゲームなどの電子メディアに触れる時間を減らそうと「メディアダイエット」にも取り組みました。28年以降は,各家庭で週1回のメディアダイエットデーを設定し取り組むことにしています。また,各地区の行事等でメディアを持ち込まない取り組みも進められています。
 最後に,いじめの防止と道徳教育について紹介します。本校には「煙小ルール」というきまりがあります。これは,安全・安心な学校にするためのルールを子ども達から集めて12項目にまとめたものです。「仲間を大切にします」「危険なことはしません」など当たり前のことばかりですが,各学級で繰り返し言葉にして,規範意識の定着を図っています。また,児童会もいじめ防止に積極的に取り組んでいます。全学級で友だちのよいところを見付け合う「なかよし週間」の取組,本校のキャラクター「ケムレンジャー」を活用した「あいさつ名人」の取組など,子ども達が創意工夫した活動で明るい学校づくりといじめ防止に取り組んでいます。さらに,本校では人権意識を育てることがいじめの防止につながると考え,人権擁護委員さんと協力して「人権教室」を実施しています。
 小学校の6年間は,人生の基盤となる大切な時期です。学校では一人一人のお子様を大切に育てるとともに,学習や生活の基本的な力をしっかりと身に付けさせたいと考えています。
ご家庭におかれましては,早寝・早起き・朝ご飯など生活リズムを整えて学校に送り出していただきたいと思います。また,「しつけの3原則」「あいさつ」,「返事」,「くつをそろえる・イスを引っ込める」につ いても親御さんが見本を示しながら教えていただければと思います。
 以上のことをふまえて,29年度からは学校全体として「学び合おう礼節を重んじ美しく」をコンセプトに学校運営を進めてまいります。