お米を原料とするバイオマスプラスチックを活用した指定ごみ袋・レジ袋共用袋の導入について

 矢巾町と株式会社バイオマスレジン北日本(岩手県紫波郡矢巾町、代表取締役会長/田代 幸司 以下、バイオマスレジン北日本)は、この度、お米由来のプラスチック(以下、ライスレジン®︎)を原料として製造された“ごみ袋として使用できるレジ袋(以下、ごみ袋兼レジ袋)”を矢巾町内協力店舗へ導入することを発表しました。ごみ袋兼レジ袋は、ライスレジン®︎を原料に製造されているため、温室効果ガス排出量・石油系プラスチック使用量の削減や、田園風景の保全など、あらゆる環境問題の解決に寄与できるものです。

ライスレジン®︎とは?

 ライスレジン®︎は「米」由来の国産バイオマスプラスチックです。食用に適さない古米、破砕米、砕米など、飼料としても使用されず、処分されてしまう米や、休耕田、耕作放棄地等を活用して生産した資源米などを原料としています。日本政府は、2050年までに温室効果ガスの排出をゼロとする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しています。また、昨今、米の消費量は年々下がっており、農家高齢化も相まって耕作放棄地が増えている大変厳しい状況です。ライスレジン®︎は、プラスチックの一部に米を使用するため、温室効果ガス排出量・石油系プラスチック使用量の削減や、田園風景等の景観保全に貢献し、それらの問題を解決できる要因となり得る材料です。

ごみ袋兼レジ袋の使用方法

材質 高密度ポリエチレン80%、低密度ポリエチレン10%、米10%
形状 手提げ袋型(ガゼット・ベロ付き)  [レジ袋タイプ]
寸法 矢巾町指定ゴミ袋「ミニ」と同等サイズ
〇厚さ…0.024 〇寸法…縦550 横300(マチ150) 〇容量…15㍑


ごみ袋兼レジ袋は各取扱店のレジ袋として利用できるほか、通常のレジ袋とは異なり、燃やせるごみ・不燃ごみ専用袋と同様、町指定ごみ袋として利用することができ、ごみを入れて集積所に持込むことができます。  
集積所に持込む際には、指定ごみ専用袋と同様に自治会名を記入し、ごみ分類のチェック欄を入れて、定められた収集日に出していただくようお願いします。

取扱予定店舗

・ショッピングモールアルコ
・スーパーアークス矢巾店(※令和6年10月から1年間の試験運用)
 ごみ袋兼レジ袋は、各取扱店の準備が整い次第、取り扱いを開始します。通常のレジ袋とは価格差があり、選択ができますので、マイバッグをお忘れの際などにご利用ください。

プレスリリースについて(外部リンク)


このページに関するお問い合わせ

町民環境課 環境係(電話:019-611-2506)

 

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