熱中症を予防しましょう!
最終更新日:2025年06月19日

 「熱中症」は屋外だけでなく、室内で何もしていない時でも発症し、場合によっては生命の危機にさらされることもあります。
 熱中症について正しい知識を身につけて、熱中症を予防しましょう。

熱中症について

「熱中症」は高温多湿な環境下で、発汗による体温調整機能等がうまく働かなくなり、体内に熱がこもってしまう状態を指します。

熱中症の主な症状
めまい、大量の発汗、立ちくらみ、生あくび、筋肉痛、筋肉のこむら返り

症状が進むと…
頭痛、嘔吐、倦怠感、判断力の低下、集中力の低下、脱力感
意識障害・けいれん・手足の運動障害・高体温

応急処置をしても症状が改善されない場合は医療機関を受診しましょう。
熱中症が疑われる人を見かけたら
・エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など涼しい場所へ避難
・衣服をゆるめて体を冷やす(首の周りや脇の下、脚の付け根を中心に)
・経口補水液を補給(経口補水液を短時間に大量に飲むとナトリウムの過剰摂取になる可能性があるため、腎臓や心臓の治療中で、医師に水分摂取について指示されている場合はご注意ください。)

自力で水が飲めない、応答がおかしいときは、ためらわずに救急車を呼びましょう!
 

熱中症予防に参考となるのが暑さ指数(WBGT)です。
WBGTが33以上で「熱中症警戒アラート」が、35以上で「熱中症特別警戒アラート」が発表されます。アラート発表時はいつも以上に熱中症予防行動をとりましょう。
特にも熱中症になりやすい高齢者・子ども・障がい者へ気を配り、声がけをするようにしましょう。
※WBGT値、熱中症警戒アラートについては環境省熱中症予防情報サイトから確認できます。

熱中症を予防するためのポイント

室内の工夫 ・エアコンや扇風機を使用して「28℃」を目安に温度を調節
・遮光カーテンやすだれを使用
・室温、湿度をこまめに確認
屋外 ・日傘や帽子の着用
・日陰の利用、こまめな休憩
・天気の良い日は、日中の外出をできるだけ控える
体の
蓄熱を避ける
・通気性の良い、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する
・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす(熱中症の可能性がある際には、特に、首の周り、脇の下、足の付け根などを冷やすと効果的です)
水分補給 ・室内でも、外出時でも、のどの渇きを感じなくても、こまめにスポーツドリンクなどで水分補給をする
・大量に汗をかいたときには、塩分も補給する


外出中でエアコンなどの対策が取れない時は…
・できる限り冷房設備が稼働しているところへ避難しましょう。
・公園や図書館等の公共施設、観光スポットなど地域で気軽に集まって涼むことのできる「いわてクールシェアスポット」へ避難しましょう。矢巾町では矢巾町公民館、やはぱーく、イオンスタイル矢巾が登録されています。
・熱中症特別警戒アラート発表中は、住民や旅行者が危険な暑さから身を守るための場所「クーリングシェルター」が使用できます。お出かけの前に設置状況を確認しましょう。矢巾町内のクーリングシェルター(令和6年7月設置)。

参考リンク

 

問い合わせ先

◎熱中症予防行動について…健康長寿課 019-611-2835
◎クールシェアスポットについて…町民環境課 019-611-2507
◎クーリングシェルターについて…防災安全室 019-611-2708

このページに関するお問い合わせ

健康長寿課 成人健康係 (電話:019-611-2835)

 

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