矢巾町帯状疱疹予防接種の費用助成について

町では、11月から帯状疱疹予防接種の一部費用の助成を行います。
必ず事前の申請が必要です。申請受付と接種券の送付は11月1日から順次行います。

帯状疱疹とは

 帯状疱疹は水ぶくれを伴う赤い発疹が帯状に出る皮膚の疾患です。強い痛みを伴うことが多く、症状は3~4週間程続きます。子どもの頃にかかった水痘(みずぼうそう)ウイルスが体の中で長期間潜伏感染し、免疫が低下した際などに帯状疱疹として発症します。日本では、80歳までに3人に1人がかかると言われ、また、皮膚症状が治った後も、50歳以上の約2割の方に長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛になる可能性があります。

助成対象者

 接種日時点で矢巾町に住所がある満50歳以上の方 ※これまで帯状疱疹予防接種費用助成を受けていない方に限る

助成内容 

 帯状疱疹のワクチン2種類のうちどちらか一方のみを選択し、1人1度限りの助成
 【生ワクチン】乾燥弱毒生水痘ワクチン(販売名:ビケン)助成回数1回 助成額4,000円(※1)

 【不活化ワクチン】 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン (販売名:シングリックス)助成回数2回(※2) 助成額1回につき10,000円(※1)
   2回目接種は、1回目接種の2か月後同日以降から6か月後の同日までに行う。(1回目接種の2か月後に満たない場合や、6か月後の翌日以降の接種は助成対象外です。)
 ※1 生活保護世帯の方は全額公費負担(事前に健康長寿課窓口で申請必要)
 ※2 不活化ワクチンをすでに自費で1回受けている方で、不活化ワクチン2回目の接種が決められた間隔で接種できる場合は2回目の接種のみが公費負担の対象となります。

助成・接種の流れ 

 (1)町へ申請を行う。(接種券の交付には2週間ほどかかります)
   <申請方法> 申請受付・接種券の送付は11月1日からです。
    ・町ホームぺージ内申請フォーム 
    ・電話 019-611-2825 受付時間 8:30~17:15(土日祝日年末年始を除く)
  (2)接種券が町から交付されたら、実施指定医療機関に予約する。
  (3)実施指定医療機関で予防接種を受ける。
      医療機関接種料金から助成額を差し引いた金額が自己負担額となります。
  (4)接種後は、接種医療機関から接種履歴カード(接種済証)が交付されます。

実施指定医療機関

紫波郡医師会内の医療機関 ※下記以外の医療機関での接種は助成の対象外です 

医 療 機 関 名 所在地 電話番号 生ワクチン 不活化ワクチン
あいのの皮フ科クリニック 矢巾町大字間野々第9地割202番地 019-697-2150 -
E.肌クリニック不来方 矢巾町大字南矢幅第8地割244番地 019-698-1152 -
いしかわ耳鼻咽喉科めまいクリニック 矢巾町大字南矢幅第7地割455番地 019-611-0133 -
こずかた診療所 矢巾町大字又兵エ新田第5地割335番地 019-698-3033
三愛病院附属矢巾クリニック 矢巾町大字高田第11地割25番地2 019-697-1131 -
せき内科胃腸クリニック 矢巾町大字西徳田第5地割1番地4 019-698-4441
高宮消化器科内科医院 矢巾町大字西徳田第2地割106番地3 019-697-7030
徳永整形外科 矢巾町大字南矢幅第9地割320番地 019-697-1101 -
成田内科胃腸科医院 矢巾町大字又兵エ新田第8地割101番地 019-698-1212
南昌病院 矢巾町大字広宮沢第1地割2番地181 019-697-5211
堀江医院 矢巾町大字西徳田第6地割143番地 019-681-8868
みちのく療育園メディカルセンター(通院中の方のみ) 矢巾町大字煙山第24地割1番地 019-611-0600
南矢巾ハートクリニック 矢巾町大字南矢幅第6地割143番地31 019-698-1010
岩手県立中央病院附属紫波地域診療センター 紫波町桜町字三本木32番地 019-676-3311 -
加藤胃腸科内科医院 紫波町高水寺字中田207番地 019-672-3699 -
川守田医院 紫波町日詰駅前1丁目8番地2 019-676-5553
志和診療所 紫波町上平沢字川原52番地 019-673-7805
紫波整形外科クリニック 紫波町日詰字東裏20-2 019-656-1150
紫波中央小児科 紫波町紫波中央駅前2丁目3番地94 019-672-1110
なおしま医院 紫波町上平沢字川原田33番地5 019-673-6967
野崎内科・神経内科医院 紫波町高水寺字大坊183番地1 019-671-2011 -
はたふく医院 紫波町日詰字石田3番地2 019-672-2121
平井医院 紫波町日詰字下丸森138‐2 019-672-3200
平和台病院 紫波町犬渕字南谷地110番地5 019-672-2266 -
渡辺内科医院 紫波町日詰字下丸森122番地3 019-672-3667

ワクチンについて

ワクチン 生ワクチン(ビケン) 不活化ワクチン(シングリックス)
接種回数 1回 2回
接種方法 皮下 筋肉内
接種間隔   2回目接種は、1回目接種の2か月後の同日以降から6か月後の同日までに行う。
有効性 【発症予防】50代69.8% 60歳以上51.3%
【帯状疱疹後神経痛】 60歳以上66.5%減
※1
【発症予防】50代96.6% 50歳以上97.2%
【帯状疱疹後神経痛】50歳以上100%減少70歳以上85.5%減少
※2
予防効果 5年間の発症予防効果がみられた ※1 少なくとも10年間の予防効果が持続 ※3
副反応 【接種部位】発赤44.0% そう痒感27.4% 熱感18.5% 腫脹17.0% 疼痛14.7% 硬結13.5%
【全身】倦怠感1.5% 発疹1.5%
※4
【接種部位】疼痛79.1% 発赤37.4% 腫脹24.2%
【全身】筋肉痛36.9% 疲労34.6% 頭痛28.3% 悪寒21.4% 発熱16.7% 胃腸症状12.0%
※5
接種を受けることができない方 ○明らかな発熱がある方。
○重篤な急性疾患にかかっている方。
○本剤の成分でアナフィラキシーを呈したことがある方。
○妊婦
○免疫機能に異常のある疾患を有する者及び免疫抑制をきたす治療を受けている方。
○上記の他、予防接種を行うことが不適当な状態にある方。
○明らかな発熱がある方。
○重篤な急性疾患にかかっている方。
○本剤の成分でアナフィラキシーを呈したことがある方。
○上記の他、予防接種を行うことが不適当な状態にある方。
他のワクチンとの接種間隔 ○新型コロナウイルスワクチン接種の前後13日以上は間隔をあける。
○他の生ワクチン(注射剤)の接種を受けた場合は、27日以上間隔をあける。
○新型コロナウイルスワクチン接種の前後13日以上は間隔をあける。

<出典>
 ※1 ZostavaxSPSZEST試験(国内での有効性について試験をおこなっていないため、本質的に同じワクチンとされているZostavaxの試験結果から引用)
 ※2 ZOSTER-006、022試験 
 ※3 ZOSTER-049試験
 ※4 製品添付文書(乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」
 ※5 製品添付文書(乾燥組換え帯状疱疹ワクチンシングリックス筋注用)

その他

 帯状疱疹予防接種は、予防接種法に基づかない任意の予防接種です。予防接種を受けたことによる健康被害が起きた場合は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構法に基づく補償となります。

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お問い合わせ

健康長寿課
健康づくり係
電話:019-611-2825

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