「矢巾町のまちづくりに対する政策提言を受け取りました」

≪町長コメント≫
矢巾町議会 廣田光男 議長から、このたび政策提言を受け取りました。
この提言を深く受け止め、町として前向きに検討してまいります。


【政策提言は次のとおり(要約)】
1 行政区再編について
 町内41行政区ある中で、世帯数の差が大きく、行政区の協力や取り組みが重要であるが、行政区の分割や再編が喫緊の課題であることから、早期に協議を重ね、住民説明会を行うなど速やかに対応願います。
2 町営住宅地の利活用と町営戸建住宅の集合化について
 「矢巾町営住宅改築等検討委員会」を立ち上げ、将来の町営住宅のあり方について検討いただきたい。
3 土地利用について
 ①不動の町有地3ヘクタールの活用策について
 ②煙山小学校・不動小学校周辺(農業集落的土地利用ゾーン)の具体的な活用策について
 ③国道4号沿い(沿道サービスゾーン)の土地活用と開発について
 ④新たな産業用地の造成と企業立地用地の確保について
4 矢巾スマートインターチェンジ周辺の開発について
 この周辺は他事業開発を進めるにあたり、規制緩和を実現するため、関係機関へ対し要請の取り組みを強め、町の活性化と賑わいを創出するため、道の駅の実現をめざし、早期に「道の駅構想」を明らかにしていただきたい。
5 史跡徳丹城周辺を活用したまちづくりの取り組みについて
 この周辺に地元農産物直売所、農家レストラン、駐車場など整備し「史跡一体型の道の駅」の設置を進め、歴史民俗資料館や佐々木家曲り家での歴史学習、徳丹城で憩える場を地方創生事業や農業関連事業などと連携し取り組みを求めます。また、徳丹城の整備は築城当時の様子が理解できる案内板の設置や建造物の復元など考慮し、児童生徒や来場者が歴史体験できる野外活動施設や自然環境とふれあい、親しみ、憩える史跡としての活用を実現していただきたい。
6 人口増加に向けた新しいまちづくりにおける子育て支援、福祉・高齢化対策について
 (1)子育て支援
   ①出産世帯への支援策の構築について
   ②町内保育園や子育て世代活動支援センターの体制整備
   ③保育料の軽減、併せて出産祝い金支給や貧困世帯への支援策の検討
   ④町外から移住してきた中学生以下の子どもがいる世帯への支援金の検討

 (2)福祉・高齢化対策
   ①高齢者が交流できる場の設置と各自治会活動やボランティア活動の

     支援体制整備
   ②40代、50代など引きこもりが増加すると聞いている中で、家族か専門員

     による相談体制の整備が必要であり、健康、介護の支援と併せ、多様な

     支援メニューを検討してください。
   ③町民が幸せな生涯を送るため、すべての世帯に「よい人間関係を築く

     重要性」の認識の啓蒙普及に努め「和といたわりの町条例」の制定を

     検討いただきたい。
≪高橋町長に提言書を提出する廣田議長(写真左)≫

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