矢巾町橋梁長寿命化修繕計画の更新について

矢巾町では、町管理の橋梁について、令和2年度に策定した「橋梁長寿命化修繕計画」を更新しました。

今回更新した内容は橋梁の長寿命化にあたり、すでに策定済の修繕計画に1.「新技術等の活用方針」と2.「集約化・撤去、機能縮小等による費用の縮減」についてを追加したものです。

 

当町では、令和3年度末時点で267橋を管理しており、架設年の判明している橋梁のうち、1957年~1970年の13年間に架設された橋梁の割合は約27%にのぼります。計画を策定した令和2年から20年後の令和22年では、多くの橋梁の老朽化が進むことにより、供用年数が50年以上となる橋梁の割合が約53%になると予想されます。このままでは適切な橋梁の維持管理を続けることが困難となる恐れがあることから、当町では、平成24年度に策定した「橋梁長寿命化修繕計画」を令和2年度に更新しておりました。

今回、上記の2点を追加した修繕計画は、法令に基づく町内全橋梁の5年以内に1回以上の点検を実施して、その状態を把握するとともに、早期に措置を講ずる必要のある橋梁については計画的な修繕の実施することで、橋梁の管理を従来の事後保全型から予防保全型への転換を図り橋梁の寿命を延ばすことで、将来的な財政負担の低減及び道路交通の安全性の確保を図ることを目的としたものです。

また、点検や修繕を実施する際には、新技術を活用し橋梁の寿命を延ばすための修繕を実施するだけでなく、必要に応じて集約化・撤去、機能縮小等も検討することで、計画の目的達成を促進するものです。

【問い合わせ】

道路住宅課 地域整備係(TEL:019-611-2632)

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