9月定例記者会見

2022年9月16日

日時:令和4年9月13日(火) 9:30~10:12
会場:矢巾町役場2階 2-2会議室

 

【町長から説明】

 9月に入り、矢巾町でも稲刈りが始まりました。農作業事故が心配されますので、注意喚起をしていきたいと思います。

 また、町議会定例会9月会議が開会中であり、9月21日が最終日となります。私どもは通称、決算議会と呼んでいますが、先日は11名の議員から一般質問を受けました。議会の場は政策論争ですので、しっかりと町政運営に反映させてまいりたいと思います。

 

【内容発表】

(担当者が詳細説明)

1 令和4年度矢巾町総合防災訓練について(総務課)

 10月15日(土)午後1時から、町民総合体育館で町総合防災訓練を行います。参加団体は資料に記載のとおりです。

 訓練内容について、まず、1点目の情報収集訓練では、矢巾町消防団をもって、災害時における河川水位の点検地点を現地確認し、その水位の様子を災害対策本部へ報告いただくという訓練を実施します。

 2点目の安否確認訓練については、各地区の自主防災組織から、各公民館に設置されている災害時特設公衆電話を用いて安否確認の報告を行っていただく訓練を実施いたします。

 3点目の避難所開設運営訓練では、矢巾町総合体育館に実際の避難所開設を想定した各種物品を設置し、避難者の受け入れを行う訓練を実施します。こちらの訓練では、一般健常者の方と要配慮者の方、それぞれの避難所を開設しますが、当日は町内にお住まいの要配慮者の方に、実際に自宅から避難所までの避難訓練を実施していただく予定です。

 4点目の消防団新規確保に関わるPR訓練では、消防団員勧誘のための展示ブースを設置し、PRを行います。当日は吉本興業所属、岩手住みます芸人の「アンダーエイジ」様をお招きし、一緒にPRを行っていただく予定です。同日は矢巾町 秋の「や市」が開催予定ですので、そちらのイベントブースにおいてもご出演いただく予定でございます。

 5点目の避難所における救命・救護訓練では、盛岡南消防署矢巾分署員を指導員としてお招きし、避難所で発生した傷病者の救護処置を訓練します。

 6点目の特設公衆電話および災害伝言ダイヤルを活用した通信訓練では、東日本電信電話株式会社の社員の方お招きし、特設公衆電話および災害伝言ダイヤル171の活用方法についての訓練を実施します。

 7点目のWi-Fi環境活用展示・説明訓練では、株式会社ウェルソック様をお招きし、昨年、町内に整備した高速インターネット通信網「やはばWi-Fi」を活用した防災関連機材の展示および説明を行っていただきます。

 最後に、8点目の自衛隊装備品の展示説明訓練では、自衛隊員の方をお招きし、災害派遣に関わるパネルの展示や、実際に装備品・車両をお持ちいただき、展示や説明をしていただく予定です。

 矢巾町総合防災訓練は3年ぶりの開催となりますが、新たに企画した訓練等もありますので、安全面および感染症対策に十分に注意し、実施したいと考えています。

 

2 財政について考えるワークショップの開催について(企画財政課)

 町では、次世代を担う学生向けに自治体の財政について理解を深めていただくため、財務省東北財務事務所の協力により、昨年度からワークショップを開催しています。今年度は、9月23日(金・祝)午前10時から、矢巾町公民館3階大研修室で開催予定です。

 内容については、「日本の財政・予算について」として講義を受けた後、矢巾町で取り組んでいるフューチャーデザインの考え方を取り入れ、未来人になりながら未来に向けた予算編成を検討します。財務省の「財政教育プログラム」を活用させていただきながら、ワークショップを行います。

 参加者については学生を中心した若年層で、2~3班程度の編成で行います。昨年度は、例えば「将来のエネルギー対策・科学振興が大事であり、たばこ税を増税してエネルギー対策に使う」など、若者ならではの様々なアイディアが寄せられましたので、今年度も楽しみにしております。

 

3 大腸がん検診受診率向上事業について(健康長寿課)

 町民の死因の中でも多い、大腸がんの早期発見・治療に繋げるため、町内の公共施設や店舗などに検診コンシェルジェへ(案内人)を配置して、検診の受診勧奨を行っています。

 この事業は、内閣府の成果連動型民間委託契約方式(PFS)推進交付金を活用して、令和6年度末までの3年間の事業として、株式会社JAPANDXに委託して実施しています。今年度は9月4日からスタートしており、週2回程度、12月まで実施する予定です。場所は矢巾町活動交流センター(やはぱーく)や、マックスバリュ矢巾店など、町内施設に専用ブースを設けています。コンシェルジェの活動内容としては、検診に関する資料や検診検査キットの配布を行っています。

 対象者は40歳以上の町民で、今年度まだ大腸がん検診を受けていない方となります。9月4日から9月12日までの4日間、実際にコンシェルジュの方に活動をしていただきました。この4日間の活動実績ですが、40名の方に案内し、そのうち7名の方に実際に検診検査キットを配布しています。

 

4 令和4年度矢巾町健康福祉表彰式の開催について(健康長寿課)

 町が目指している「健康長寿のまちづくり」を実践し、健康の保持増進に積極的に取り組まれている皆様について、町民の模範となることから、表彰式を行います。日程は10月20日(木)午後1時30分から、場所は矢巾町保健福祉交流センター(さわやかハウス)で行います。

 表彰内容は次の3点です。1点目は、「元気で長生き表彰」として、90歳を迎えてなお、お元気でご活躍されている方が対象となります。今年度は、90歳の方が95名おりますが、そのうち介護保険認定者を除く32名が候補者となっており、現在、地区担当の保健師が訪問しながら、お元気かどうか確認しているところです。

 2点目は「8020健康な歯表彰」として、80歳過ぎた今でも20本以上の歯が認められ、多くの丈夫な歯と健康な身体を維持されている方が対象となります。こちらは町内歯科医院のご協力をいただき、推薦を依頼しているところです。

 3点目は、「国民健康保険特定健康診査自治会表彰」として、令和3年度の健診受診率の優良自治会、上位3地区を表彰します。区分A(対象者100名以上)と区分B(対象者100名未満)に分け、それぞれ1位から3位を表彰します。

 

5 第3回矢巾町音楽祭・第57回矢巾町芸術祭について(文化スポーツ課)

 音楽鑑賞と音楽発表の機会を提供することを目的として、器楽、合唱、吹奏楽の発表を予定しています。日程は10月16日(日)、11月13日(日)の2日間に分けて開催します。それぞれ午後0時30分から開演予定です。場所は矢巾町文化会館(田園ホール)で行います。矢巾町音楽祭実行委員会及び矢巾町芸術文化協会の合同主催です。

 出演者については、町内音楽サークルと町内小中学校、不来方高校に出演いただく予定です。

 観覧については、昨年度は事前チケットを配布しましたが、今年度は事前チケットの配布はなく、無料で入場できます。一般観覧者は700席程度を予定しています。感染症対策として、来場者には当日個票を記入していただきます。

 また、当日は町の公式YouTubeチャンネルでライブ配信をする予定です。

 

6 第2回矢巾町俳句大会について(文化スポーツ課)

 9月18日(日)午後1時から、矢巾町活動交流センター(やはぱーく)の3階で第2回矢巾町俳句大会を行います。

 今回も事前投句のみということで、当日の投句は行いません。前回は100名から299句の投句がありましたが、今回も87名から257句の投句と、全国から多くの投句がありました。当日は入選者の発表と、その講評を行います。資料に入選作品を載せておりますので、入選作品の掲載をお願いできればと思います。

 

7 新型コロナウイルスワクチン接種について(健康長寿課)

 矢巾町の新型コロナワクチンの接種進捗状況、接種率については資料に記載のとおりです。4回目接種については、矢巾町は60歳以上の方が少ないため、最初は全国より低い接種率となっていましたが、医療従事者等の接種が開始され、医療従事者・高齢者施設従事者の方も順調に接種が進んでおり、全国とほぼ同程度の接種率となっています。

 現在、4回目接種については、従来株ワクチンということで、個別医療機関のみで接種を継続しており、集団接種は終了しています。

 また、従来株とオミクロン株対応のワクチン、いわゆる2価ワクチンについて、接種の計画を立てています。初回接種を完了した12歳以上の方、23,000人が対象となっています。集団接種は10月22日(土)から、さわやかハウスで実施します。使用ワクチンはファイザー社とモデルナ社のワクチンとなりますが、国からの配給に合わせ、それぞれ使用日を分けたいと考えています。全国的に、モデルナ社のワクチンはファイザー社のワクチンの10分の1程度の供給量となっており、今回の2価ワクチンについては、ファイザー社のワクチンが主として進められるものと思われます。個別接種については、医療機関の指定曜日ごとに実施することとして、現在、町内の医療機関から意向を伺っています。10月上旬から順次、使用ワクチンを切り替えます。一部の医療機関では9月最終週、9月26日から院内の医療従事者を対象に接種が始まり、一般の方向けには10月第1週から開始を予定しています。町内の医療機関では、ファイザー社のワクチンを使用します。

 なお、新たに12歳になられる方、または初回接種を受けていない方を対象に、町内1か所の医療機関で、従来株対応のファイザー社のワクチン接種を継続します。

 また、接種券の発送について、対象者を4つの区分に分けています。4回目接種の対象で未接種の方、60歳以上の方や医療従事者等が3,500人ほどいらっしゃいますが、その方々には新たな接種券は発行せず、ハガキや広報等で、10月1日から使用ワクチンが切り替わる旨を周知します。そのほかの区分の方については、前回の接種日、2回目や3回目接種の接種日の順に発送日をずらして、10月上旬から順次接種券を発送して予約受付を進めたいと思います。

 小児ワクチンの3回目接種については、対象者は初回接種を完了した5~11歳の方で、町内では約800名おります。集団接種を10月16日(日)、11月5日(土)、11月26日(土)の3日間、さわやかハウスで実施します。また、個別接種も継続しており、町内の医療機関の指定曜日で実施します。使用ワクチンは小児用ファイザーで、使用ワクチンと量が同じですので、集団接種・個別接種ともに1~3回目の接種の予約を受け付け実施します。

 最後に、年内の集団接種の計画の資料を掲載しています。9月12日に、オミクロン株対応の2価ワクチンの承認がされたという報道がされましたが、国からは詳細がまだ示されておりませんので、接種間隔など不明なところがあり、こちらの集団接種の計画も若干変更が生じる可能性があります。対象者のピークによって、計画を見直すことも考えられますし、年明け、1月以降も集団接種を予定しています。

 

 

【質疑】

≪令和4年度矢巾町総合防災訓練について(総務課)≫

記者

 訓練内容について、新しいものや、目玉となるものは何か。

 

担当者

 情報収集訓練等はこれまでも実施していました。新しいものでは、消防団新規団員確保に係るPRは、消防庁が吉本興業ホールディングス(株)と共同で行っている事業ですが、今回事業にエントリーして、アンダーエイジ様を派遣いただくことになりました。これまでにない訓練となります。

 また、避難所開設・運営訓練において、実際の要配慮者の方に自宅から避難所まで避難していただくこととしていますが、こちらも町としては初めての取り組みとなっています。盛岡南消防署矢巾分署員が避難する方の車両の後ろから同行し、安全面には十分に配慮したうえで実施します。

 特設公衆電話を用いた情報伝達訓練については、これまでは個人が所有している携帯電話等を使用していましたが、各公民館に設置されている特設公衆電話を用いて行う訓練は今回が初めてとなります。

 

記者

 何名の要配慮者が参加予定か。

 

担当者

 要配慮者1名と、そのご家族に参加いただく予定です。

 

記者

 特設公衆電話は町内全ての公民館に設置されているのか。これまで利用していた個人の携帯電話等でなく、特設公衆電話を用いた訓練とする理由は。

 

担当者

 町内全ての公民館及び指定避難所に設置しています。特設公衆電話は設置から3年ほど経過していますが、使用したことがないという地区の方が多く、今回の訓練において実際に使用することで、活用方法等を周知するという狙いもあります。

 

記者

 消防団新規団員確保に係るPR訓練については、どのような訓練を行う予定か。

 

担当者

 秋の「や市」のイベントステージで消防団に関わるPRのトークや、町民総合体育館内のブースで来場者へのPRなどをしていただく予定です。テレビにも出演されている有名な方ですので、集客も期待できますし、多くの方に消防団について知っていただく機会となるかと思います。

 

記者

 参加する要配慮者については、高齢者の方か、または高齢ではないが障がいがある方か。


担当者

 参加いただける方については、現在、福祉課で調整中ですが、医療的ケア児を想定しています。候補として挙がっているのは12~13歳の方です。呼吸器を必要とする方などを想定して調整しています。

 

≪財政について考えるワークショップの開催について(企画財政課)≫

記者

 参加する学生は町内在住者か。または大学に参加を呼びかけているのか。

 

担当者

 大学経由で参加を呼びかけており、町民に限らず募っています。また、学生以外の若年層にも参加いただく予定です。

 

≪令和4年度矢巾町健康福祉表彰式の開催について(健康長寿課)≫

記者

 「元気で長生き表彰」は、90歳以上の方が対象ということか。

 

担当者

 表彰は毎年度行っているため、今回は90歳の方が対象です。町内に90歳の方が95名いますが、そのうち介護保険に認定されている方を除いて32名が候補となっており、実際に訪問し、お元気かどうか確認したうえで表彰します。

 

≪第3回矢巾町音楽祭・第57回矢巾町芸術祭について(文化スポーツ課)≫

記者

 2日間の日程のうち、出演者は両日とも参加するのか。また、町内の全小中学校が出演するのか。

 

担当者

 日程については学校行事等の都合により、1日で開催とすると出演できない学校があるため、2日間に分けています。現在決定しているのは、10月16日(日)は矢巾中学校吹奏楽部、矢巾北中学校吹奏楽部、不来方高校音楽部、町内音楽サークルが出演予定です。11月13日(日)は煙山小学校吹奏楽部、矢巾北中学校特設合唱部、町内音楽サークルが出演予定です。

 

≪その他≫

記者

 矢巾町音楽祭・芸術祭に出演予定の学校はコンクール等で上位大会に進むなど、好成績を残しており、若者の文化振興が進んでいると思うが、現在の状況についての考えや感想は。

 

町長

 平成28年11月に「音楽のまちやはば」宣言をしていますが、音楽は私たちに感動と勇気を与え、人と人を結び付ける力があります。先日の全日本合唱コンクール岩手県大会でも、不来方高校の音楽部は最高賞である千葉賞を受賞しました。生徒たちは高校3年間で様々なことに取り組んで卒業し、そしてまた新しく生徒が入学していきますが、不来方高校の村松 玲子先生は常に前向きに、高みを目指してチャレンジされています。そして、課題曲以外の曲にも取り組み、チェンジし、価値観ある創造、クリエーションで創り上げていきます。町内にはそういった目標とする学校がある、そうすると小中学校の児童生徒も、大きな目標に向かって一生懸命取り組みます。これからも音楽の力を通して明るい話題を提供していきたいと思います。

 また、矢巾町はスポーツも盛んであり、芸術文化、スポーツ振興を通して心豊かな人材を育てていきたいと思います。そういった意味で、平成28年11月には「音楽のまち やはば」宣言、平成31年1月には「スポーツのまち やはば」宣言をしましたが、これをしっかりと継承していきます。いわてスーパーキッズについても、矢巾町出身者が多くいます。子どもの頃から取り組んでいけるよう、体制を整備したいと思っています。芸術文化であれば田園ホールがありますが、スポーツ面では町内には総合運動公園がありませんので、できれば県や岩手医科大学と連携して、実現したいと考えています。

 

 

(10:12 終了 )

 

 令和4年9月定例記者会見資料.pdf(3MB)

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