1月定例記者会見

日時:令和3年1月5日(木) 午前9時から9時50分

会場:矢巾町役場4階 大会議室

【内容発表】

(担当者が詳細説明)

1 令和2年度矢巾町成人式の延期について

 令和2年度矢巾町成人式を令和3年1月10日(日)に開催予定とし、安心・安全に開催できるようできうる限り配慮し、PCR検査等も実施する体制も整えながら準備を進めてまいりましたが、昨今の新型コロナウイルス感染症の急激な拡大、12 21 日においては公益社団法人日本医師会をはじめ医療団体の連名により、医療緊急事態宣言が発せられたこと、新成人の方々が新型コロナウイルス感染症に感染しないよう、本成人式の開催を延期することいたしました。なお、現時点ではいつまで延期ということは決めておりません。

2 矢巾町岩手ビッグブルズアリーナ開所式について

 本年11 月に矢巾町スポーツ推進計画も策定し、そのなかの推進計画では、トップアスリートによる競技スポーツ人口の拡大と技術力の向上を掲げ、プロスポーツ団体との触れ合いや活動の交流なども目指しています。この活動の一環として、令和3年1月から、旧アイワ体育館を岩手ビッグブルズが練習拠点の体育館として使用することになり、矢巾町岩手ビッグブルズアリーナとして令和3年1月8日(金)午前10 時より矢巾町岩手ビッグブルズアリーナ開所式を開催します。開所式には、岩手ビッグブルズ、町長、町議会議員のほか自治会関係者などが参加します。

3 矢巾町高齢者福祉計画・第8期介護保険事業計画町民説明会について

 令和3年度から令和5年度までを計画期間とする「矢巾町高齢者福祉計画・第8期介護保険事業計画」の策定にあたり、町民の皆様から本計画についてのご意見をいただくため、下記のとおり町民説明会の開催及びパブリックコメントを行います。住民説明会は、1月20日から21日の2日間にわたって徳田地区、煙山地区、不動地区の3地区で開催します。パブリックコメントにつきましては、1月18日(月)から2月17日(水)まで健康長寿課窓口及び町ホームページで閲覧することができ、意見募集期限は2月17 日(水)までです。この計画は、介護保険料を定めるものでもありますが、エンジョイセンターで介護予防教室実施、認知症予防施策にも取り組んでまいりたいと思います。

 

【質疑】

記者

 成人式について、所感と成人者へメッセージをお願いする。

町長

 今回の成人式中止は、断腸の思いである。ただし、我々は命を守る立場でもあるので、延期してよかったと感じている。中止ではなく必ずお祝いしたいと新成人のみなさんに伝えたい。

記者

 県のコロナ専門委員会が24日に民間PCRについて見解を出したがどうか。

町長

 そのとおりだと思います。

記者

 成人式について、21日のPCR検査実施に関する発表に対してどのようなリアクションがあったのか。そしてそれが中止の決定にどのように決定したのか。

町長

 もう少し慎重にいった方がよかったという反省点もありますが、延期してよかったと思っています。

記者

成人式延期ということだが、開催するための基準はあるのか。

町長

 状況を見極めながら判断したい。今のところは、収束の宣言が出なきゃできないと思っていますが、中止としたくないです。

記者 

 成人式について、21日に中止を決断したのか。また、一転して中止となったことに対する新成人の反応はいかがか。新成人への中止の通知はいつどのように行ったのか。

町長

 全員協議会を23日で説明し、終了後に新成人代表に相談し同日中に決断しました。 新成人の反応としては、相談した矢巾中学校と矢巾北中学校の代表2名ずつからは、やむを得ない、決定を尊重するという反応でした。中止する旨は、24日に文書で対象者へ通知しました。

記者

 PCR検査を実施したうえで成人式を開催することを発表したとき賛否両論あったか。

町長

 町内の方からはPCR検査やるならよいという意見もあれば、この状況でやるべきでないという意見もありましたが、予想していたほど多くの意見はありませんでした。メールは2件、電話は3件程度ありました。

記者

 この意見は判断に影響があったか。

町長

 全くなかったわけではなく、参考にさせていただき、苦渋の決断に至りました。

記者

 PCR検査は一切なくなるということか。

町長

 収束すればもちろん検査の必要は無くなりますが、状況によります。

記者

 開催するとすれば、状況によってはPCR検査を行う可能性があるということか。

町長

 収束宣言後がベストだと思いますが、この状況が続き令和3年度の新成人にまで影響があるかもしれません。できれば収束後にやりたいですが、状況によってはPCR検査を実施しながらやることも考えられます。

記者

 認識の甘さというのは、PCR検査を行ったうえで開催するということか。

町長

 陰性になれば問題ないかという認識に甘さがあったと思います。一度陰性でも再検査で陽性ということもあります。

記者

 新成人に対して改めてメッセージをお願いする。

町長

 お祝いしたかったが、何よりも皆さんの命が最優先なので、延期をせざるを得ないとなりました。今のコロナ対策は痛みを伴うものですが、それを希望の光に変えていきたいです。ここをみんなで乗り越えて、振り返ったときにお互い研鑽できればいいなと思います。

記者

 新年の所感はいかがか。

記者

 キーワードとして4つのことが考えられます。新たな日常の実現、脱炭素、DXの推進、定住・交流・関係人口の創出です。新しい暮らしの確立、バイオマスエネルギーや再生可能エネルギーの利用、廃棄物減量化・資源化への取り組み、城内山には桜を植えて満開にして観光に力を入れたいですし、徳丹城と城内山を中心とした観光地の振興を図りたいです。

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1月定例記者会見資料.pdf(379KB)

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