8月定例記者会見

日時:令和2年8月12日(水) 午前9時から9時42分

場所:矢巾町役場4階 大会議室

 

【内容発表】
(担当者が詳細説明)
1 矢巾町赤ちゃん子育て応援給付金について
 この制度では、令和2年4月28日以降に生まれた子どもを対象に感染症予防対策に伴う家計負担の増加及び経済情勢の悪化の影響を踏まえ、子育て世帯の生活安定のため、給付金を給付し支援を図ります。給付対象は、令和2年4月28日から令和3年4月1日までの間に出生し住民登録となった赤ちゃんです。また、この期間内に生まれ、かつ本町に転入した赤ちゃんも対象となりますが、他市町村で同様の給付を受けていた場合は給付の対象となりません。給付額は、赤ちゃん1人あたり10万円です。申請は母又は父で、令和2年8月4日から令和3年4月30日までの間が申請期間です。なお、令和2年4月28日から令和2年7月30日までに出生の届け出があった世帯には、申請書を郵送し申請手続きの案内を行いました。また、令和2年8月以降に出生等の届け出の際に手続きの案内も行ってまいります。矢巾町では、例年で年間220名程度が生まれているため、予算措置もそれに合わせております。
2 ひとり親世帯臨時特別給付金について
 新型コロナウイルス感染症の影響により、子育てと仕事を1人で担うひとり親世帯について、子育てに対する負担の増加や収入の減少などが生じていることを踏まえ、臨時特別給付金を給付し支援を図るものです。この給付金には、基本給付と追加給付があります。まず、基本給付について、対象者は、①令和2年6月分の児童扶養手当が支給された方、②公的年金等を受給し、令和2年6月分の児童扶養手当の支給が全額停止された方、③新型コロナウイルス感染症の影響を受け、収入が児童扶養手当を受給している方と同じ水準になった方で、給付額は1世帯5万円、第2子以降1人につき3万円です。続いて、追加給付について、対象者は、①令和2年6月分の児童扶養手当が支給された方、②公的年金等を受給し、令和2年6月分の児童扶養手当の支給が全額停止された方で上記のうち新型コロナウイルス感染症の影響を受け、収入が減少した方です。追加給付の給付額は1世帯5万円です。この制度の実施主体は岩手県で、町としては申請の窓口となります。基本給付の①に該当する方は、申請不要であり、県より8月中に支給される見込みです。また、基本給付の②及び③並びに追加給付について、町で申請を受け付けて県に送付後、県から対象者へ支給される流れとなります。周知について、ホームページや広報紙を活用するほか、児童扶養手当を受給する方など対象となり得る方に案内を送付しました。申請期間は、令和2年9月1日(火)から令和3年2月28日(日)までです。町で受け付けた申請につきましては、9月に県へ提出する予定です。

3 令和2年度矢巾町戦没者追悼式の開催について
 今年の8月15日で終戦の日から75年目を迎えます。これにより、戦没者を追悼し平和を祈念するため、令和2年度矢巾町戦没者追悼式を令和2年8月30日(日)午前10時から矢巾町文化会館(田園ホール)で開催いたします。なお、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、来賓は町内関係者とし、参列は戦没者のご遺族のみといたします。昨年度は、不来方高校の平和大使を招き、活動報告をしていただきました。今年度は、当初町内の小中学生を広島に派遣し、その活動報告をしていただく予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響によりこちらは中止とし、式典のみの開催といたします。式典は、式辞をいただいた後、参列者の皆様に献花を置いて退室していただくかたちとなります。開催に際し、参列者には健康チェックシートを記入していただくほか、会場内でのソーシャルディスタンスの確保にもご協力いただきます。
4 矢巾町秋まつりの代替イベントの開催について
 例年10月中旬に開催していた矢巾町秋まつりについては、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ、農業祭実行委員会において協議を重ね、今年度は中止することと決定いたしました。その代替として、以下3点のイベントを開催します。まず、農産物品評会について説明いたします。農産物の評価会を行うというのは県内でも珍しいことでぜひ続けていきたいという想いから、秋まつりは中止となりましたが、農産物品評会は開催いたします。例年では、秋まつり会場に品評会を経た農産物を展示しておりますが、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえると難しいと思われます。そこで今回は、全国発信を意識してふるさと納税の返礼品として町産野菜のPRを行う方向で準備を進めているところです。続いて、一升餅歩行大会について、例年秋まつりに併せて開催されておりますが、例年通りの開催は難しいと判断されたことから、例年100組程度の参加者が集まりますが、今年度は町内の方に限定し、60組程度の参加を見込み、10月18日(日)にさわやかハウスで開催します。なお、開催に際し、時間をずらしながら進行し、密集しないようにします。最後に、第1回矢巾町音楽祭について、新型コロナウイルス感染症の影響により、今年度は芸術祭も全部門中止となり、小中高生の発表の場が少ないということから、開催することといたしました。また、普代村との交流が今年20周年を迎えることから、普代で活動している郷土芸能団体を招いて発表を行っていただきます。開催日程は、10月18日(日)の午前10時から午後3時を予定しており、矢巾町役場南側駐車場で特設ステージを設置します。雨天の場合は、田園ホールで開催します。出演予定団体は、別添資料のとおりです。なお、開催にあたり、一般公募により音楽祭のポスターデザインを募集しております。ポスターの応募期限は、8月28日(金)で、9月中旬以降に掲載したいと考えています。来場者には、検温やソーシャルディスタンスにご協力いただきます。座席は250席を予定しています。なお、新型コロナウイルス感染症の状況によっては、中止になる場合があります。

 

【質疑】

記者
 戦没者追悼式について、昨年度の参加数と今年の参加数の見込みはどの程度か。また、例年と今年の構成はどうなっているのか。
担当者
 昨年度は150名の参列がありましたが、今年は減る見込みです。構成について、例年は2部構成で、1部では式辞や献花を行い、2部では活動報告や朗読会を行っていましたが、今年度は1部のみであり、町外の来賓を招待していません。盛岡市が献花のみで執り行ったようなので、コロナの感染拡大状況によっては献花のみになる可能性もありますが、遺族の意向を踏まえて極力中止は避けたいと考えています。
記者
 品評会の日程を教えてほしい。また、音楽祭は来年度以降も開催するのか。
担当者
 農産物品評会について、調整中ですが10月16日(金)に審査会を予定しています。音楽祭について、来年度以降も工夫しながら継続したいと考えています。
記者
 特別定額給付金について、19世帯が未申請ということだが、これは全く申請がなかった方のことなのか。
担当者
 これは、辞退があった世帯は除いています。
記者
 特別定額給付金について、残り19世帯は今後なにか対応はあるのか。
担当者
 矢巾町での申請締切は8月11日(火)でしたが、消印を考慮して今週は様子を見るつもりです。しかし、こちらから連絡をとる予定はないです。

記者
 品評会について、昨年度以前もやっていたことか。これは一般の方も参加可能か。
担当者
 品評会と一升餅は例年秋まつりに併せて開催されていました。品評会の入賞の発表はHP等で行う予定で、品物は音楽祭等のときにお客さんの目につくようなことをやっていきたいと考えています。
(9:42 終了)

8月定例記者会見資料.pdf(555KB)

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