7月定例記者会見

日時:令和2年7月9日(木) 午前9時から9時40分

場所:矢巾町役場4階 大会議室

 

【内容発表】

(担当者が詳細説明)
1 「鍵をかけてくれてありがとう」運動への参加について
 紫波地区地域安全推進協議会が主体となり、JR矢幅駅利用者に対する鍵かけ広報や駐輪場におけるパトロールを実施することから、矢巾町地域安全推進隊もこれに参加し、町内の自転車盗難被害防止、無施錠被害防止活動に取り組みます。実施日時は、7月15日(水)と9月15日(金)です。なお、7月15日(水)には矢巾町長も参加し、参加者への激励等を行う予定です。
2 覚低運転防止啓発活動、夏の交通事故防止県民運動結団式について
 紫波地区交通安全対策協議会は、7月17日(金)から10日間実施される夏の交通事故防止県民運動に伴い、覚低運転防止啓発活動を実施します。これは、6月16日の交通死亡事故を受け、紫波地区内の交通事故防止を図る目的で実施され、県道盛岡石鳥谷線の太田農事交流センター前と国道396号の紫波町立佐比内小学校付近において、のぼり旗を掲げてドライバーに安全運転を呼びかけるものです。また、この啓発活動実施後に、紫波町立佐比内小学校校庭で夏の交通事故防止県民運動結団式を実施します。6月16日の交通死亡事故は、同校周辺で発生しているため、児童交通安全を図るため同校児童も参加し、交通安全関係者の士気高揚を図ります。
3 「矢巾町安全・安心の日」の制定について
 平成25年8月9日の大雨・洪水被害に思いを致し、町役場及び関係諸機関をはじめ、広く町民が台風、豪雨、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えや準備を促進するため、毎年8月9日を「矢巾町安全・安心の日」として制定し、町民の防災意識の高揚を図ります。これに併せ、令和2年8月9日(日)午前10時より矢巾町公民館3階大研修室において、警察や消防等の防災関係者約60名が参加して「矢巾町安全・安心の日」制定セレモニーを開催します。セレモニーでは、岩手大学地域防災研究センター客員教授・岩手大学名誉教授の齋藤徳美工学博士に講話を行っていただくほか、段ボールベッド、段ボール製間仕切り、災害用ドローンといった防災資器材の展示説明を行います。
4 煙山ひまわりパークPR事業「ひまわりノスタルジア~思い出の風景~」について
 町西部に位置する煙山ひまわりパークのPRの一環として、煙山ひまわりパークPR事業「ひまわりノスタルジア~思い出の風景~」を実施します。同パークは、新型コロナウイルス感染症拡大防止及び土壌改善の観点から今年度の栽培を中止しましたが、矢巾の美しい風景を楽しんでいただくとともに、魅力ある観光地をPRするため、これまでに現地で撮影された過去の写真を広く募集し、町公式SNSで発信するとともに、町内施設で展示会を実施します。写真の募集は、7月中を予定しており、8月中に応募された写真の展示を行います。展示は、7日からJR矢幅駅1階インフォーメーションコーナー、12日からやはぱーく1階、24日から役場1階町民ホールと移設型で実施します。

5 海洋パイオニアスクールプログラムについて
 令和2年7月14日(火)午前10時40分より、不動小学校体育館において地球温暖化に関する講演会を開催します。講師は、一般社団法人日本キリバス協会のケンタロ・オノ代表理事です。このほか、令和3年2月まで延べ20時間程度を予定して、小学校高学年の理科及び社会の単元において、地球温暖化問題を取扱っていきます。
6 農地パトロールの実施について
 令和2年7月21日(火)に農地パトロールを実施します。農地パトロールには、農業委員16名及び町職員が参加し、町内全域の農地をパトロール後、遊休農地及び遊休化のおそれがある農地は所有者に対し農地の利用意向調査を行います。また、同日午前9時より矢巾町役場玄関前で出発式を行います。

 

【質疑】
記者
 安全・安心の日を今制定する理由はなにか。
担当者
 ここ最近は集中豪雨が頻繁に発生しており、特に九州地区の被害は甚大のものです。矢巾町にもいつ発生してもおかしくないものであり、8.9災害を思い起こして制定するものです。
町長
 昨年、一昨年は県内の台風の被害もありました。複合災害に備え、町民の皆さんには、自分のことは自分で守るという意識も持ってほしいです。ハザードマップを今一度確認していただきたいです。

記者
 「矢巾町安全・安心の日」制定セレモニーは町民も参加可能か。また、この制定をどのように周知していくのか。
担当者
 セレモニーはコロナ対策のため、関係者60名に限定します。周知については、各地区を訪問して役員に説明、広報紙等を活用して周知を図っていきます。
町長
 自治公民館へ出向いて段ボールベッドをPRします。来月8月9日はあくまで式典です。
記者
 毎年「矢巾町安全・安心の日」には何かを行うのか。
担当者
 毎年8月の第1日曜日に町民参加型の防災訓練や防災講演を行っていきたいです。
記者
 「矢巾町安全・安心の日」セレモニーの記念講話の講題は決まっているか。
担当者
 タイトルは未定です。
記者
 ホテルと災害協定を結んでいるが、何か考えはあるか。
担当者
 庁内では、ルートインとスーパーホテルがありますが、国のガイドラインをもとに協議中です。
記者
 煙山ひまわりパークPR事業について、写真展示は写真の数が増えていくのか。

担当者
 予定では写真の募集期間は7月末までですが、応募の状況に応じて展示方法は検討します。
記者
 九州豪雨の支援は予定しているか。
担当者
 町からの直接的な支援は検討中です。岩手医科大学からの支援等があるのかは情報収集中です。
記者
 コロナ対策について、今後の方針はあるか。
担当者
 災害が起きた際の避難所については、地域によって避難所の構造等が違うので、国のガイドラインに従いそれぞれに合ったレイアウトを設定します。
企画財政課長
 町民の皆さんが住みやすい新しい生活様式を作っていくべく検討中です。今後の定例記者会見でお示しします。
(9:40 終了 )
7月定例記者会見資料.pdf(2MB)

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