6月定例記者会見

日時:令和2年6月9日(火) 午前9時から9時38分

場所:矢巾町役場4階 大会議室

 

【内容発表】

1 特別定額給付金の給付について
 郵送申請開始から1か月経過し、申請件数は、10,278件(申請率95.5% ※世帯ベース)、給付済件数は、10,218件(26,363名)(給付率96.7% ※人口ベース)となっております。今まで1か月間に計10回の振込を行いました。来週以降は週1回程度の振込を予定しております。申請期限は8月11日までとなっておりますので、申請忘れが生じないようしっかりと周知を図ってまいります。なお、外国人登録者については、78世帯114名のうち、73世帯について支給が完了しております。

 

2 子育て世帯への臨時特別給付金の給付について
 5月26日に一般分1,891名(児童3,192名)に対して、給付を行いました。公務員分については、申請期間を5月18日から10月30日としております。6月5日現在、一般分と公務員分を合わせて、1,911名(児童3,225名)に対して、給付を完了しております。

 

3 災害時の物資の供給に関する協定の締結について
 物資とありますが、具体的には、段ボール製の簡易ベッド及び段ボール間仕切りの段ボール製品の供給に関する協定でございます。協定の相手方は、雫石町西安庭にございます東北紙器株式会社様で、すでに雫石町と同様の協定を締結している会社です。段ボールベッド、間仕切り等につきましては、避難所における新型コロナウイルス感染症の感染予防・防止やエコノミークラス症候群を回避するため年々普及が進んでいるところでございます。町としては、災害時に迅速に供給していただけるよう協定を締結し、併せて、備蓄についても、ダンボールベッド70、間仕切り140を現在製造していただいているところです。こちらの製品を導入することに合わせて、その他必要な感染症対策の物品確保、訓練を進めながら避難所における感染症の拡大防止を図り、災害時に適切な避難環境を構築できるよう進めております。なお、協定式の日時等につきましては、6月16日(火)午前10時から、役場4階大会議室で執り行わせていただきます。

 

4 国際ヨガデー「青空ヨガ」の実施について
 ウェルベース矢巾では、6月21日に「青空ヨガ」のイベントを実施いたします。このイベントは、6月21日が国連選定の「国際ヨガデー」であることに合わせて実施するものです。このイベントはチャリティーイベントとして実施いたしますので、参加費は無料ですが、乳がん早期発見・早期治療を推進する「ピンクリボン運動」の趣旨に賛同していただける方からの寄附を募ってまいります。
 イベントは、6月21日(日)午前9時からさわやかハウス南側の芝生広場で実施します。対象者は矢巾町民、募集人員は30名となっております。

 

5 廃食用油、歯ブラシ及びキッチンスポンジのリサイクル回収について
 町では、ごみの減量化・資源化の取組強化として、すでに開始している古着、古布、割り箸の回収に加えて、廃食用油、歯ブラシ、キッチンスポンジのリサイクル回収を実施します。廃食用油については6月1日から開始しており、歯ブラシ、キッチンスポンジの回収は7月1日からとなります。回収場所、方法については資料をご確認ください。
 なお、回収した廃食用油については、株式会社大曲油脂に提供し、飼料用油脂や工業製品として再利用されます。歯ブラシとキッチンスポンジについては、ライオン株式会社とテラスサイクルジャパン合同会社が提携した事業に対して提供し、リサイクル加工の後、植木鉢やプランター等に再生利用されます。
 歯ブラシとキッチンスポンジの回収については、ごみの減量化・資源化のみならず、昨今問題になっている海洋汚染(プラスチックごみ問題)の防止も含めた取組です。

 

6 子ども用マスク贈呈式について
 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、全国的にマスクが不足している状況の中で、小学校就学前の保育園児等に子ども用マスクを提供することで感染予防につなげたいという思いからマスク製作の事業を検討しているなかで、町内の事業所の中で縫製技術に長け、作業に対応可能な社会福祉法人新生会ワークセンターむろおか 様、有限会社菅芳 就労労継続支援B型施設 清愛 様にお声掛けしたところ、マスクの製作について快く応じていただきました。
2つの事業者のご協力をいただき、町内9か所の保育施設に通う3~5歳児約650名に対し配布可能な、700枚のマスクを製作していただいたことから、マスクの贈呈式を6月12日(金)午前10時から大会議室で執り行います。
贈呈式には、ワークセンターむろおか 齊藤施設長様、有限会社菅芳 菅原理事長様、町内の保育施設を代表して、社会福祉法人敬愛会こずかたこども園の園児3名に参加していただき、町長から園児に対してマスクの贈呈を行います。他の町内の8施設に対しても、同日中にマスクの配布を行う予定となっております。

 

追加事項 矢巾町消防団特別訓練について
 本来であれば、6月14日(日)は消防演習を実施する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、開催を中止いたしました。しかしながら、消防団については定期的な訓練が必須となることから、4月に就任した谷村謙一新団長や、町長が訓示を行い、新型コロナウイルス感染状況下にあっても、消防団のモチベーション・能力を維持しつつ、災害対応については変わらず対応できるよう、連結送水、無線運用の訓練を行い、消防団の災害に対する備えを再確認することを目的に実施します。

 

【質疑】
記者
 特別定額給付金について、世帯数、対象者の分母は。

 

担当者
 給付対象につきましては、10,765世帯、27,264名が分母となります。

 

記者
 特別定額給付金について、外国人の登録者に対する給付件数が73世帯とのことだったが、その人数を教えていただきたい。

 

担当者
 人数につきましては、107名に支給しております。

 

記者
 子育て世帯への臨時特別給付金について、資料中の合計数が5月26日に支給した数よりも多いが、対象者が増えているという認識か。

 

担当者
 個別の案件についてはお話しできないが、期日より遅れて現況届を提出された方については、5月26日以降に支給したため、合計数が増えているものです。

 

記者
 子育て世帯への臨時特別給付金について、対象となる方全てに配りきったと考えてよいか。

 

担当者
 (現況届の)手続きが済んでいない方が数名いらっしゃいます。個別に働きかけることで、100%を目指していきたい。

 

記者
 災害時の協定の件は、町から持ち掛けたものでしょうか。

 

担当者
 そのとおりです。

(9:38 終了)

 

6月定例記者会見資料.pdf(3MB)

R020609kaiken.JPG

町長だより

他のカテゴリを見る
カテゴリ選択